山のように積まれた「のりたま」を見て母親からこっぴどく怒られた。「あんたが全部食べてよ!」。おまけシールの商法は今でもどの商品にも引き継がれていて、ゆうちゃんと買い物に行くと同じ発想から「買って、買って」とせがまれる。昔、怒られたことも忘れて買ってやる私、じいじでした。
さて、のりたまは96年にふっくら軽い食感の“たまごそぼろ”を新たに加える等、大きな進化を見せながら時代と共に歩んでいる。近年、ふりかけ市場は拡大基調にある。節約志向、弁当ブームが追い風になっている。
我々の時は子ども相手だったのりたまは、今や全世代がターゲットになっている。
がんばれ「のりたま」!
(追伸)
患者さんには器用な方もたくさん居られ、今回御紹介するのは79才のFさん(男性)。
「ゆうちゃんの絵をさしあげます」といきなり1枚の絵画をいただきビックリ。何と色鉛筆のみで書いたと言う。続いて竜の絵。これは黒鉛筆のみで。更に映画キャラクターを水彩絵の具で書いたと。
どの絵もすばらしい出来映えで感嘆です。
ちなみにFさんは絵の仕事をしたこともなく単に趣味だそうです。どうか長生きして絵をたくさんいただきたいものです。