1987年に、さだまさしが発表した楽曲「風に立つライオン」。アフリカ・ケニアで国際医療ボランティアとして活動してきた実在の医師・柴田紘一郎。宮崎で柴田さんのお酒仲間であったのが、さださんでした。彼にインスパイアされた、さだまさしの曲を元にケニアで医療活動に従事する医師を大沢たかおが演じる人間ドラマである。大沢自らが映画化を希望しました。
大沢たかお、真木よう子、石原さとみ等豪華キャストで、監督は世界が注目する鬼才・三池崇史。
美しく壮大なケニアを舞台に一人の医師が活躍する「希望」の物語です。少しお話をすると医師、航一郎(大沢たかお)は恋人の女医、貴子(真木よう子)と一緒にケニアに渡りたかった。しかしその時、貴子は脳梗塞で倒れた父の医院を手伝う運命にあり、思案のあげく断った。そしてドラマの最後に航一郎から貴子へ届いた1通の手紙。その文面を見てきっと誰もが号泣することでしょう。大沢たかお、真木よう子は本当にすばらしい役者だと痛感しました。(2012年「終の信託」での検事役の大沢たかおも熱演で気に入りました。)
雄大で心温まる感動大作ですので是非、劇場に足を運んで下さい。特に医療従事者には行ってもらいたい反戦平和の映画と思います。