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2014/5/26

雑談


以前にブログで私の愛読書「ゴルゴ13」について書いたことがあった。1968年11月より小学館「ビッグコミック」誌で連載を開始しこの45年間、休載は1度もない。麻生太郎氏も大ファンで、九州の自宅に全巻そろえている話もした。すると5月19日の日経新聞春秋には「こち亀」を取り上げていた。これは私の次男の愛読書である。正式名は「こちら葛飾区亀有公園前派出所」である。「こち亀」も休載は1度もない。週刊少年ジャンプの連載は38年続いている。ゴルゴ13の「さいとう・たかを」氏、こち亀の「秋本治」氏には、ただただ恐れ入る。健康はもちろんだが読者に飽きられない創意工夫にも感心する。
さて日経のお話は続きがある。「こち亀」の「派出所」の話である。現在、「派出所」は日本に1つもない。警察庁が「交番」に改めたからである。交番となった派出所は海外からも注目されKOBANとしてシンガポールやインドネシアに広がっている。サッカーのワールドカップ開催を控えるブラジルもKOBANの輸入国である。これまで12の州に交番をつくった。KOBANのおかげで殺人事件などが激減し、近く27すべての州に広げる計画だと言う。
さて「警備の輸出」と考えると、4月にミャンマー大使として赴任した私の愛光学園の同級生、樋口建史(たてし)君のことを話したい。
日経の5月12日号に「旬の時の人」で取り上げられた。彼は警視総監まで登りつめ、退任後、帰松して会った時に「もう余生を楽しむよ」と笑っていたのだが今回、官邸のお呼びでアジア最後のフロンティア、ミャンマーへ大使として行くことになった。本人も突然で大変驚いていた。
ただ彼は警察官僚時代に携帯電話の本人確認、防犯カメラを使った捜査等、今の警察に欠かせない仕組みをいくつも生み出した。
後進国は特に信号をはじめ道路事情が極端に悪い。日本で培ったノウハウをきっとミャンマーに活かしてくれると大いに期待している。

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— posted by 越智邦明 at 12:34 pm  

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