Created in 0.0245 sec.
 
越智クリニック
 
T:1344 Y:0632 Total:2884715 Online:44
カレンダー
<< 2014.2 >>
SMTWTFS
      1
23 456 78
910 111213 1415
1617 181920 2122
2324 252627 28 
 
2014/2/17


犬の祖先の原型は狼である。人類の誕生と共に狼は人間と接して次第に犬となった。狼と聞くと世間では忌み嫌われ、特に中世から現代にわたり幾多の虐殺が行われ、激減や絶滅種が続出した。だが狼が人を襲った事例は皆無に等しく、多くは人間の作り話や童話の影響であった。最近の研究では、狼の消えた自然界は必ず草食動物の増大が起こり、自然破壊の被害を受ける。狼の狩猟行為は野生動物の絶妙なバランスを保っていたのである。
さて古代の人類には絶えず闇夜に襲いかかる猛獣の恐怖心があった。そんな時、犬が危険を察知して吠えることで危機を乗り越えていたのである。
世界中の人骨の化石と共に、必ず犬の化石も存在している。犬は人間のかけがえのない仲間でもあった。「忠犬ハチ公」とか「名犬ラッシー」のように賢く、いじらしいまでに忠実なそのたたずまいに愛着を覚えるのである。
私はゆうちゃんに愛犬オンプ君の子供、「ある君」を授けた。ゆうちゃんは物心ついた時から「ある君」と生活している。何故授けたのか?
犬好きのある人の言葉を紹介しよう。
「子供が生まれたら子犬を飼うがいい。子犬は子供より早く成長して子供を守ってくれるだろう。そして子供が成長すると良き友となる。青年となり多感な年頃には犬は年老いて死ぬだろう。犬は青年に教えるのである。死の悲しみを。」
左が「オンプ君(7才)」。右が「ある君」。


DSC03369

DSC00663

DSC03386

09830025


— posted by 越智邦明 at 04:53 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.