厚労省が発表している認知症高齢者数は305万人。しかし九大の清原裕教授(社会環境医学)の最新研究によると実際は、全国に550万人いて20年前から6倍に急増。高齢者が増える近い将来は「1000万人」の大台に乗るという。有名な福岡県の久山町研究。ここのデーターは各科に於いて信頼性が高いが、久山町で65才以上の認知症の有病率が18%だから全国の65才以上の人口3080万人を掛けて550万人という数字が出たと言う。更に恐ろしいのは、65才以上人口が今後ますます増加すること。2042年には3878万人に達する。計算していくと、10人に1人が“ボケ”となる。つまり現在36才の若手サラリーマンが65才になった時の日本の現実です。
更に清原教授は糖尿病と認知症との因果関係に注目している。糖尿病の持病がある人は、アルツハイマー型の危険性が2.1倍になることがわかった。認知症を増やしている要因は「糖尿病しか考えられない」と踏みこんでいる。そして禁煙が進んだのに認知症は減らない現実から、たばこと認知症の因果関係はないとも断言している。
日本の糖尿病患者は2000万人。街に徘徊のボケ老人があふれ、わずかの若者が介護する悲惨な現実が差し迫っているのです。
(追伸)
いやあ日本列島寒いですね。
オンプ君も温かい座布団の上でくつろぐ毎日です。