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2014/1/30

ふくらはぎマッサージ


「ふくらはぎマッサージ」を考案したのは、米オハイオ州トランバルメモリアル病院で救急外科部長を務めていた石川洋一医師(故人)。自著には「点滴がスムーズに落ちていかない患者のふくらはぎに触れると冷たい。思わずさすっていると点滴液が少しずつ落ち始めた。そこで重点的にふくらはぎマッサージをすると顔色に赤みがさし、点滴液がスムーズに流れ出した。」とある。そのことがきっかけで、ふくらはぎと血流アップの関係に注目し、やがて外科医をやめ「ふくらはぎマッサージ」を広めるようになったと言う。なぜか?
血液は重力の影響で70%が下半身に集まる。それを心臓へ戻しているのがふくらはぎです。ふくらはぎの筋肉が収縮し静脈が刺激されて縮んだり緩んだりする。それがポンプのような働きになり、血液が勢いよく心臓に押し戻される。結果、血流がよくなり体温が上がる。ふくらはぎのポンプ作用で常に心臓にたっぷりと血液が戻るので、心臓の筋肉が元気になり心臓への負担が軽くなります。
そのためエネルギー効率がよく、やせやすい。自律神経のバランスも整い、頭痛、腰痛、凝り、不眠といった自律神経のバランスが原因の疾患が改善されます。現代人は歩く機会が減り、ふくらはぎのポンプの働きが悪くなっています。一度やってみて下さい。体がポカポカし足や体全体が軽くなります。両手の親指を重ね体重をかけるようにゆっくり押します。痛気持ちいい程度の強さでやって下さい。

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— posted by 越智邦明 at 04:56 pm  

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