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2014/1/27

寒ブリ


ゆうちゃんと年末に食べた食事の中で一番おいしかったのは、ブリしゃぶであった。大将の説明では「やはりブリの真骨頂は寒ブリです。今日は有名な氷見(ひみ)の寒ブリです。」とあった。ちょうど次男が富山大学大学院に在籍していることもあって、氷見の寒ブリについて調べてみた。
ブリは春に日本海を北上し、秋になると北海道積丹半島沖から南下し始め能登半島を越えて再び南へと戻ってゆく。北のてっぺんまで行ったブリは「天上ブリ」といって縁起物だがやはり味は何と言っても寒ブリである。小寒から大寒までに取れるのが寒ブリで、全国に名をとどろかせているのが氷見の寒ブリである。地図帳で見て欲しいのですが、氷見市は能登半島の付け根、富山湾の北西部に位置し立山連峰が一望できる漁業の町。氷見沖には富山湾で最も大きな大陸棚が広がり魚の産卵場になっている。そこに入ってきたブリは、寒流にもまれて身が引き締まり産卵をひかえて脂が最ものった極上となるのです。漁法は定置網。取ったブリは即座に氷水につけて“沖じめ”にし鮮度を保ったままセリにかけられる。出荷箱には「ひみ寒ぶり」と記した統一証明書も付けられる。まさにブランドブリなのである。
そのブランドブリは刺し身もうまいが、スライスしてしゃぶしゃぶと食べるブリしゃぶが絶品と食通は口を揃える。確かにさっと湯に通して食べてみると、ブリ本来のうま味が舌に感じられた。牛しゃぶを食べているのかと間違えるほどであった。
富山は口当たりのうまい日本酒も揃っている。酒とブリしゃぶ。富山はいいですなあ。

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— posted by 越智邦明 at 04:16 pm  

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