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2013/12/12

下仁田ネギ


以前にこのネギは群馬県下仁田周辺に取れること、そして患者Bさんが毎年送ってくれるお話をした。その患者さんも以前に亡くなり入手出来なくなった。Bさん曰く「このネギは真似をしようと松山に植えても育たんのですよ。群馬じゃないとダメなんですよ」と説明をよくしてくれた。(土壌・気候のせいと言われている。)そのBさんがよくしてくれた話のひとつをしましょう。
下仁田ネギは太くずんぐりした形状で、加熱すると甘味が増します。旬は11月からで収穫時期が最大4カ月。まさに冬の植物。群馬の人は寒けがする、いわゆる「冷え風邪」のときにネギが一番と言う。群馬名物「下仁田ネギのすき焼き」を食べると、ネギが体を温めて汗をかき、まさに「風邪よけ」と信頼されているそうです。地元ではその他、たき火の中に放り込んで「焼きネギ」にして食らいつく、といった光景も。12月になると下仁田町のほたる山公園で下仁田ネギのオブジェが光り輝く「ネギミネーション」が点灯されるほど愛されている名物だそうです。下の画像を参照。
地元の人は、すき焼きの中のネギは肉よりとろける味わいでまさに主役とも絶賛するそうです。「殿様ネギ」とのニックネームもあるとか。下仁田ネギは手に入らなくても「冷え風邪」にあつあつのネギを食べましょう。

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— posted by 越智邦明 at 02:25 pm  

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