次の3つが考えられる。①免疫反応の低下・・・免疫にとって理想の体温は37度以上。これが1度下がると、免疫力は30%低下する。ウイルスや病原菌への自己防衛の機能が落ちて病気になりやすくなる。②酵素の活動低下・・・酵素が最も働くのは体内温度37~38度、体表温度36.5~37度と言われる。冷えで酵素の働きが著しく低下すると糖、コレステロール、中性脂肪などが分解されにくくなり肥満、糖尿病、動脈硬化といった生活習慣病のリスクが高まります。③細胞の活動低下・・・体が冷えると血管が収縮し血流が滞ります。全身に酸素や栄養素が行かなくなり、細胞の活動が低下します。
さて男性の冷え症の原因は「クーラーをがんがん効かせる。その上に冷たい飲み物や料理を取る。夜はシャワーで済ませる。血管を収縮させるタバコを吸う。運動をせず筋肉量が落ちる」等です。そこでいくつかの提案です。以前にも書いた料理の素材を加える。例えば、唐辛子(カプサイシンを含む)、ショウガ、ネギ、七味などが血流を促進し体を温めます。キムチ鍋も良い。お茶も時々は熱いのにする。お風呂も湯船につかる。周に2~3回はウォーキングで汗を出す。ビールは1杯だけにし焼酎のお湯割りを飲む。
是非、参考にして下さい。