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2012/10/29

灯り


睡眠に影響を及ぼす最大の要因は「光」です。特に「照度」(ルクス)と「色温度」(ケルビン)の2つが大事です。
色温度とは物を燃やしたときの色の変化を示す物差しで、青に近い白色は色温度が高く赤に近い暖色系は色温度が低い色です。つまり太陽や蛍光灯のような青白い光は人を活動的な気分にさせて思考力を高めます。一方、キャンドルの炎や夕焼けの赤い光は人の気持ちを落ち着かせ眠りへと誘います。寝る前に500ルクス以上の青白い光を浴びると、睡眠ホルモンの「メラトニン」の分泌が減ってしまいます。そのため寝る1時間前からはなるべく照度も色温度も低い照明を利用することが望ましいです。寝室の照明は蛍光灯より白熱灯の方がお勧めです。またアロマキャンドルなどを使ってやや暗めの環境も眠るのには適しています。
どうかぐっすり眠って下さい。

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— posted by 越智邦明 at 07:24 pm  

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