くしゃみ、鼻水、鼻づまり、何とも不快である。
さてこの5年間で、親の花粉症発症率は横バイなのに子供は35.6%も増加しています。
つまり小児花粉症患者が増加し、低年齢化が目立っていることがロート製薬の「子供の花粉症」アンケート調査で分かった。
大阪府済生会中津病院小児科の末廣先生の論文から引いてみます。
「ご両親がスギ花粉症の場合、理論的には子供はほぼ100%花粉症になります。そして集中力低下など生活の質(QOL)を著しく損ないます。」と。鼻性注意不能症といって成績まで落ちると、私は学生の時に教わりました。
1年のうち子供の花粉症の症状が出ている季節は、4月~5月が62.9% 2月~3月が56.1%と、つまりこれから春にかけてが要注意です。
ロート製薬では対策として①花粉飛散情報をしっかりチェックする②マスクの着用③屋内に花粉を入れないよう工夫する④目薬や内服薬の服用をする等。
子供は他人から花粉症だとわかりづらいので、親御さんは十分注意してあげて下さい。