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2011/11/14

うつと食事


うつ病に対してはカウセリング・内服治療が主体であるが、食事を変えることで、うつの程度を減らそうとしているDr.が居る。日本初の栄養療法専門クリニックの溝口徹院長である。ポイントは「糖質を減らし、タンパク質を増やす」ことである。糖質とはご飯・パン・果物・菓子類など。タンパク質は肉・魚・豆類など。うつ症状に陥らないようにする一番重要なことは、血糖値の変動を小さくすることです。糖質の多い食品を食べると、血糖の上昇につれてインスリンが大量に出る。このときドーパミンやノルアドレナリンといった興奮系の神経伝達物質が過剰に分泌されたり、幸福感などに関するセロトニンの分泌が抑制されたりします。それによってイライラ・不安・眠気といった、うつ症状が出る。タンパク質の場合は血糖上昇が緩やかで、インスリンも急激に出ません。
どうしても糖質をやめられない人には、健康食品のプロテインを食事前に取ると糖質への欲求が抑えられます。それと糖質の前に、タンパク質・食物繊維を取るのが良いと思います。
賢く食べて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 05:29 pm  

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