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2011/7/7

梅核気(ばいかくき)


28才OLのN子さん。真面目な方で、薬もきっちりととりにくる人でした。このN子さんが先月、ツバを飲みこんだ時にノド元に何か大きなものが詰まっているような気がした。即ち、大きな梅の種ぐらいのものが、はさまっている感じだと言う。吐こうとしたが吐けないと来院。早速胃カメラをしたが全く何も見当たらなかった。
これは「梅核気」です。何千年も昔からある、女性に多い有名な症状です。別名「ヒステリー球」と呼ばれています。「喉に異物を感じる。何かつまっている感じはするが、飲みこもうと思っても飲み込めない」と訴えます。
耳鼻科では「咽喉頭異常感症」と呼んでいます。原因はアレルギーだったり更年期障害から来ていたり、うつ病など精神的なことで発症します。最近は男性にも増えてきました。N子さんは残業続きでストレスをためやすい性格。休ませて、デパスを服用してもらい、趣味の温泉に行かせたら4日後にノドの詰まりは消えました。
漢方の先生は「半夏厚朴湯」を使うそうです。
あとは指圧・マッサージなども効くそうですが、どうやらストレスが原因のようです

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(追伸)
ゆうちゃんは、犬だけでなく猫も大好きです。宇和島の近くの木工所に遊びに行き、猫とたわむれた時の写真です。お皿にみんなのエサを入れてやり、白猫には自分の手をなめさせてやり、全員のしっぽをひっぱり、みんながエサを食べる姿に大満足しています。

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— posted by 越智邦明 at 04:04 pm  

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