Created in 0.0170 sec.
 
越智クリニック
 
T:0308 Y:0299 Total:2883047 Online:230
カレンダー
<< 2008.8 >>
SMTWTFS
     1 2
345 678 9
1011 12 1314 1516
1718 192021 2223
2425 2627 28 2930
31      
 
2008/8/14

性感染症


いつの時代もにぎやかなのがこの病気。この世に男と女がいる限り無くならない。淋病、梅毒、クラミジア等々、当院にもまぎれ込んで来る。たいがいは性器に症状が出るのでヤバイと思って頭をかきながら訪れる。泌尿器科専門医が今一番、若者に訴えているのが、性感染症はSEXのみならず口からも感染するということです。
さて、当院でこの間あった症例ですが、40才台のプレイボーイD氏。「B型肝炎の彼女とSEXしているが性器は何ともないから大丈夫ですよね?」と。真実はB型肝炎は立派な「性感染症」です。B型肝炎の感染経路としては性的接触が55%と最も多いのです。心配になったD氏は検査を受けてくれましたが、結果はとても気の毒でした。今後、肝硬変、肝癌への移行のリスク、インターフェロン治療等を説明しましたが目はうつろでした。「100人斬り」なんて自慢していたD氏がかわいそうになりましたが、このあたりの啓蒙も我々の大事な仕事です。

— posted by 越智邦明 at 11:27 am  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.