ずい分、長かった。義父、後藤田先生の創立からだと46年になる。この間、ずっと通ってくれている方には心より、感謝申し上げます。そして80才、90才のこれらの方が益々、長生きし、健康であるよう微力を尽くしたい。
この27年間、私が実践してきたことを披露したい。
①人やモノに感謝する
1週間に1回、その週を振り返って“ありがたかったこと”“恵まれていること”を考える。しばらく考えに耽ける。
「同僚に助けられた」「いい本にめぐりあえた」「うまい店が見つかった」等々。そして感謝の気持ちを相手に表わす。
②人に親切にする
これは父親譲りであるが、確かに人に親切にしたり助けてあげると自分自身も幸せになるという研究がある。
無償の愛であって、決して見返りは求めない。
③考えすぎない
嫌なことや辛いことを思い出さないこと。クヨクヨしているとネガティブ感は増大する。ヒマな時はなおさらである。その時は運動をしたり映画を観たりすると負のイメージは薄れます。結局「なんてことなかった」になります。
④今、取り組もうとしているのが週1回の瞑想です。座禅や腹式呼吸などでの瞑想トレーニングは幸福感を増すことが色々な研究で分かってきました。
さて、当院のホームページにモットーとして「いつでも安心して受けられる医療」とあります。厚労省もかかりつけ医の機能として「いつでも」を強調しています。当院は有床診療所として患者さんの急変に対応すべくスタッフの教育を行っていますし、手に負えない症例は近隣の公立病院への速やかな紹介を心がけています。
元気で節目の30周年を迎えたいと思っていますので応援よろしくお願いします。
ゆうちゃん、花束ありがとうね。
最後に写真の金子チヨノさんは、当院の20年来の通院患者さんですが、3月4日で元気に99才を迎えました。健康にあやかりたいのと来年の100才の成就を楽しみにしています。