冬場になるとカテキンという言葉をよく耳にする。近年その効果が再注目され、中でも茶カテキンは抗酸化作用と吸着性などからウイルス感染を防ぎ風邪の予防に役立つ。その他、体脂肪を抑えストレスを軽減する作用がある。カテキンは茶の渋みの元であるタンニンの構成成分で茶葉の固形分重量の13~30%を占めている。
カテキンの含有量は緑茶が最も多く、ウーロン茶、紅茶の順となる。緑茶では抹茶、煎茶、番茶、ほうじ茶の順になる。玉露には残念ながらカテキンは少ない。また麦茶は大麦の実から作られるのでカテキンは含まれていない。
茶カテキンは熱湯のほうが多く抽出されると言われ、一煎目で6割、二煎目以降で残りが抽出されるという。
寒い冬、緑茶を飲んで乗り切りましょう。