麦とろは、大麦飯と山芋のすりおろしで作る。
大麦は食物繊維が豊富で、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維をバランスよく含んでいる。水溶性繊維のβグルカンには、コレステロールを下げる働きがあり、FADからも「冠状心疾患リスクが軽減される」とお墨付きをもらっている。不溶性繊維は腸の蠕動運動を活発にし便秘解消に役立つ。
一方、とろろは食物繊維が豊富。また粘り成分のムチンは胃壁の粘膜を保護し、タンパク質を効率よく消化・吸収させる働きがある。又、消化を助けるアミラーゼを含むため、栄養素の吸収を助けてくれる。又胃への負担も軽減されるので夏バテで胃が弱ってるときなどにお勧めです。
最後に麦とろ飯の上に旬のカツオのタタキをのせると、これがまたうまい。青魚に含まれるEPAやDHAには中性脂肪を低下させる作用がありますのでメタボの方にはうってつけです。お召し上がり下さい。