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2015/7/16

ゆうちゃんのピアノ


ゆうちゃんがピアノを習いはじめて初の発表会があった。
じいじへと書いた案内状が届いたので7月12日(日)、宇和島は南予文化会館へ出向いた。下内ちとせピアノ教室主催である。
第1部ではママと一緒の連弾で「チムチムチェリー」を弾いた。うまく行った。次々と多くの幼稚園から高3までの子供達が日頃の成果を見せていた。第2部になり、ゆうちゃんの「少年時代」の番となった。宇和島のばあばもパパもかたずを飲んで見守っていた。順番を待っている間のゆうちゃんは、緊張の面持ちであった。いよいよ「やまうち ゆうりさん」と呼ばれ、曲は始まった。スローテンポながら、初めてにしては間違うことなく完璧に弾けて、みんな拍手を送った。
会場では多くのクラシック、ポップス、等、懐かしい曲も多く、思わず聴き入って、おかげで大変、ストレスを発散できた。音楽はやはりストレス発散の一助になりますね。
第2部が終わった時に下内先生より、がんばり屋さんへ花束贈呈があり、私も最大の拍手を送った。
第3部で「みんなで歌おう」と題して「カントリー・ロード」が弾かれ、多くの人が壇上でコーラスとなり、ゆうちゃんも娘も歌っていた。
最後に文化会館の前で記念写真を撮って、長い3時間も終わった。
ゆうちゃん、よくがんばったね。又、上を目指してがんばろうね。
最後に動画をつけましたのでお楽しみ下さい。

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— posted by 越智邦明 at 08:13 am  

2015/7/13

キューピーマヨネーズ


「キューピーマヨネーズ」が今年3月で発売90周年を迎えた。
ゆうちゃんが食事をしているときに野菜になにをかけるのかを見ていると「マヨネーズないの?」と言っていたが、子供にも定番の食べ方となっている。1925年に日本で初めてのマヨネーズとして誕生以来、圧倒的な存在感で国内シェアは7割で勢いはいまも加速中である。
キューピー創始者の中島薫一郎氏が日本人の体格向上をを願って生みだした調味料である。アメリカでマヨネーズと出会って、そのおいしさと栄養価の高さに感銘しこれを日本で、と考えた。関東大震災後の復興をきっかけに生活の洋風化が進むのを見て1925年、ついに日本初のマヨネーズの発売を開始した。何にでも合う万能調味料としてサラダはもちろん炒め物や焼き物等、多岐にわたる。ポイントは卵。世界的には全卵タイプが主流だがキューピーのは卵黄タイプ。コクとうま味のある黄身のみをたっぷり使用することで、さまざまな料理に合う。製造後、数週間でマヨネーズに含まれる卵黄が分解されしょう油やみそと同じようなうま味成分が増える。だから米飯などの和食にもよく合います。次に容器の進化。58年の「ポリボトル」の登場で従来の瓶から片手で使いやすくなり一気に売り上げを伸ばした。
そして今年3月にこだわりの卵を使用した「キューピー 卵を味わうマヨネーズ」を新発売(販路限定)。発売前に予約完売になり大反響でした。マヨネーズの現在の使用調査では約半数がサラダに、残りはパンや炒め物など料理にという結果だそうです。
がんばれマヨネーズ!

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— posted by 越智邦明 at 11:28 am  

2015/7/9

成功の条件


今まで色々な観点から書いてきましたが、「終始一貫」することが原則です。それが出来ないとすると根幹の部分を忘れるからです。「根幹」には色々なものがあります。
祖先、両親、兄弟、親類、友人・・・。中でも最も大切なのは両親の存在だと思います。命の根幹である父、母のことを深く知ることから心が豊かに育まれていきます。
次に患者さんをずっと診ていて思うのは、「両親には感謝したくない」という人が存在することです。「親が自分の人生を壊した」、「可愛がられたことがない」、「思い出したくもない」等、恨みながら生きている人も実在することです。長い間、蓄積された親へのマイナス感情はすぐには変わりません。このような方はこれまでと違った視点で親の心情を汲み取る作業が必要です。人生における様々な節目を親の目線で振り返る。学校の入学、卒業、反抗期、病気の時・・・。子供がいる人なら親としての実感を重ね合わせることは簡単な筈です。
幕末に活躍した吉田松陰は29才で処刑される前に「親思う 心にまさる親心 今日のおとずれ 何ときくらん」という辞世の句を詠みました。(子が親を思う気持ち以上に親が子を思う気持ちは強い、ということ。)親から与えられた様々な恩恵を自覚しその思いを胸に行動してみて下さい。
きっと失敗を乗り切る知恵と気力が湧いてくると思います。
そして「ありがとうございます。」の感謝の言葉を発することが何よりの成功の秘訣です。

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— posted by 越智邦明 at 10:52 am  

2015/7/6

剣道


私は剣道はやらないが友人I君が「自分は参段だが10段はとても難しいよ!」と言っていたことがある。
2005年3月の審査改正で今は八段までとなっているが、この試験は日本一難しい試験と言われている。
5%未満の合格率の職種は、例えば不動産鑑定士(2~3%)、中小企業診断士(4%)、司法書士(3%)、福祉住環境コーディネータ(5%)等あるが、剣道8段は1%である。私の友人M君が、昔、臨んだ旧司法試験は3%前後で当時、最難関と言われていた。
さて奇しくも4月22日の日経新聞、春秋欄に剣道8段を取り上げていた。引用してみる。「7段取得の後、10年以上修業しかつ46才以上」の猛者が集まり、それぞれ4回立ち会う。技量はもちろん風格や品位も問われる。ぶら下げた5円玉を突く。対向車とすれ違う瞬間、ナンバーや車内の様子を見定める等、合格者の体験談が興味深い。(以下略)。
現在全国で八段を所有している人は600人程度だそうである。
「山は高いほど登りがいがある」と言いますが、この山は厳しすぎます。それだけに頂点の方々にお会いしてみたいと思うのは私だけでしょうか。
皆様、是非、上を目指して努力して下さい。

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(追伸)
7月2日のさくらんぼの回答は、絵のように両方でした。正解は①。
ちなみに、回答者の割合は①が32%、②が28%、③が40%でした。難しかったですね。
ちなみに、ゆうちゃんが選んだのは②でした。

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— posted by 越智邦明 at 04:50 pm  

2015/7/2

薬膳


中国では昔から男性は「8」を基本とするサイクルで体が変化するとされています。生殖能力を備えるのが8の倍数の16才、体が出来上がるのが24才、体が最も充実するのが32才、その後40才で髪の毛が薄くなり骨も弱くなり始め、48才でシワが寄り白髪が増える。56才で生殖力が欠乏して、さらに老化が進むとされる。
この老化メカニズムに流されず若々しさをいかに保つか?スポーツや睡眠と並んで「薬膳」が注目されている。薬膳カレー、薬膳フレンチ、薬膳スイーツ等、数多く登場している。JR東日本が2月26日から売り出している「アンチエイジングの黒デリ」と「リラックスのベジデリ」等は注目である。
同商品を監修した薬膳アテンダントの池田陽子氏によると、日頃から老化防止食材を食べて下さいと。カギを握るのは中医学でいうところの「腎」。腎をパワーアップさせる食材を意識して食べるのが効果的で、それには「黒い食材」がお薦めであると言います。
黒ゴマ、黒豆、黒米、ひじき、イカスミ、海苔などには腎の働きを高め生命力や気力を養って若々しさを保つ効果があるとされる。中でも黒ゴマは白髪や抜け毛対策にも役立つという。魚ではエビ、ウナギ、ナマコ、カキ等。魚以外では、ニラ、長芋。
食事を意識すれば「老け知らず」と訴えます。
参考にして下さい。

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(追伸)
ゆうちゃんが遊びに来たときの1コマです。
色々なポーズを取ってくれました。

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(追伸)
いただいたさくらんぼを食べていたら、とても珍しい「親子」がみつかりました。Tさんに写メールで見せると、「恋人」に見えますね、と。娘に見せると「幸福」になれそうだねと。
さて翌日、Tさんから「種は両方に入っているのですか?」と質問があり、食べる前に私も考え込みました。
さて皆さんに質問です。
種は①両方に入っている。②大きい方に入っている。③小さい方に入っている。
回答は次回7月6日にて。

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— posted by 越智邦明 at 05:18 pm  

2015/6/29

脂肪肝の対策


春の健診シーズンが終わり、多くの方がチェック項目の相談にやって来る。脂質異常症と並んで多いのが特にメタボの方の「脂肪肝」。男性は2人に1人が指摘されます。肝ぞうに脂肪が蓄積した状態で、エコーで見ると白~まっ白に映るので非常に理解してくれます。唯、問題は10年でフォアグラ状態になり20年で肝硬変ひいては肝がんになる恐れがあるため国としても指導している訳です。肝がん・肝硬変の治療は我々にとっても大変です。それなら脂肪肝の時にいかに治すか?お勧めは30分ウォーキングです。ジョギングやプールもいいですが大体、メタボの人はみんな運動嫌いです。
脂肪肝は何となくだるい、疲れやすい、お腹が張るといった症状を訴える人がいます。30分ウォーキングを2~3ヵ月続けると少しずつ肝ぞうにたまった脂肪が少なくなり肝機能もよくなり、これらの不定愁訴が解消されてきます。体の調子がよくなると体が軽く感じられ運動にも熱が入る、といった好循環になればしめたものです。唯し、いったんよくなったからと再び食べ過ぎや飲み過ぎをしないことが肝心です。
ただし分速80mぐらいのやや早歩きがベターです。
がんばって下さい。

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— posted by 越智邦明 at 03:20 pm  

2015/6/25

摂食障害


1998年厚労省発表の疫学調査では摂食障害の患者数は2万3000人で80年からの20年間で10倍増加している。今も増え続けているが専門医が何と言っても少ない。ほとんどが10~20代で発症し圧倒的に女性が多い。症状によって①過食症②拒食症③過食性障害の3つに分類される。もちろん①~③を行ったり来たりの人もいる。発症のきっかけはダイエット。いったんやせ始めるとホルモンの分泌、血糖、骨粗鬆症などさまざまな弊害が出る。米国では拒食症の10%が10年以内に死亡するというデータを出している。うつ状態、親への依存、攻撃、姉妹葛藤(ライバル心を燃やす)など精神も不安定になる。大切なのは第1に予防、第2に早期発見と治療、第3に再発予防し社会復帰をはかること。
さてどういう様子が見られたら疑うのか?「だれにも言えない」「自分が嫌いになる」は摂食障害の典型的な特徴。拒食症は分りやすいが過食症は「吐いている」と言わない限り分らない。過食症の外から見える症状は「唾液腺の腫張」「吐きだし」「虫歯や歯周病の悪化」「脱水で口の中の乾燥」等々がある。
何といっても治療はカウンセリング。治療の最低限の目標は低カリウム血症、低血糖、衝撃的な事故などで命を落とさないことにあります。回復を急がせず年単位でゆっくりカウンセリングすることが重要です。

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(追伸)
ゆうちゃんが、ママの知人の結婚式のため松山にやってきました。
結婚式に出て将来の花嫁の自分を考えたのでしょうか?

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— posted by 越智邦明 at 10:16 am  

2015/6/22

健康寿命


長生きの指標として最近注目されている「健康寿命」。
つまり介護を必要としない健康な高齢者のことで、全国平均は男性70.42才、女性は73.62才(2010年)である。単純な平均寿命は男性80.21才、女性86.61才です。我々はやはり関心があるのは、「健康寿命」の方ではないでしょうか?
さて厚労省が発表する市町村別の「がん死亡率」(下表、少ない順)を見てみよう。平均を100とした数値ですが、がんによる死亡者の少ない自治体を並べています。面白いのは男性の2位、女性の1位は静岡県掛川市。静岡県の藤枝市、磐田市、浜松市もトップ10に入っている。埼玉県の所沢市もトップ10入っている。これらの共通点は、いずれも緑茶の産地として有名である。(所沢は狭山茶。)文献を調べると国立がん研究センター(築地)が緑茶が胃がんのリスクを抑制すると言っており、お茶の産地の「がん死亡率の低さ」はこれを見事に証明している。緑茶に含まれるポリフェノールやカテキンの有用性は皆さん御存知の通りである。ちなみに静岡県は健康寿命が男性で71.68才(全国2位)、女性で75.32才(全国1位)である。
緑茶を摂って健康に長生きしたいものです。

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(追伸)
父の日にくれた娘とゆうちゃんの手紙です。
大事に保存します。

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— posted by 越智邦明 at 01:35 pm  

2015/6/18

のりたま


丸美屋食品工業の「のりたま」は特に中高年には懐かしいと思います。1960年誕生で今年で55周年です。私が小学校1年生のときに出来ました。ふりかけと言えば魚(魚粉)の時代に、ぜいたくな卵と海苔を使ったふりかけは斬新なアイデアであった。卵は良質なタンパク源で栄養的な価値も十分であった。特に有名になったのが1963年。忘れもしない「エイトマン」(テレビアニメ)のCMで流れ、エイトマンシールがおまけにつくということで、私は毎日のようにシール欲しさに買い漁った。
山のように積まれた「のりたま」を見て母親からこっぴどく怒られた。「あんたが全部食べてよ!」。おまけシールの商法は今でもどの商品にも引き継がれていて、ゆうちゃんと買い物に行くと同じ発想から「買って、買って」とせがまれる。昔、怒られたことも忘れて買ってやる私、じいじでした。
さて、のりたまは96年にふっくら軽い食感の“たまごそぼろ”を新たに加える等、大きな進化を見せながら時代と共に歩んでいる。近年、ふりかけ市場は拡大基調にある。節約志向、弁当ブームが追い風になっている。
我々の時は子ども相手だったのりたまは、今や全世代がターゲットになっている。
がんばれ「のりたま」!

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(追伸)
患者さんには器用な方もたくさん居られ、今回御紹介するのは79才のFさん(男性)。
「ゆうちゃんの絵をさしあげます」といきなり1枚の絵画をいただきビックリ。何と色鉛筆のみで書いたと言う。続いて竜の絵。これは黒鉛筆のみで。更に映画キャラクターを水彩絵の具で書いたと。
どの絵もすばらしい出来映えで感嘆です。
ちなみにFさんは絵の仕事をしたこともなく単に趣味だそうです。どうか長生きして絵をたくさんいただきたいものです。


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— posted by 越智邦明 at 05:57 pm  

2015/6/15

高血圧あれこれ


外来の慢性疾患患者の中でトップに位置するのは「高血圧」でしょう。それだけに色々な質問があります。「3種類以上も他院でもらっているのに150/95もある。何とかして下さい」とか・・・。
もちろん高血圧を放置すると脳卒中、心筋梗塞、心肥大、心不全、腎不全等、ろくな事はない。
難治性の場合、医師が最初に調べるのは、手術で治る「原発性アルドステロン症」。腎ぞうの上に乗っかかっている副腎に腫瘍が出来てアルドステロンというホルモンが出過ぎた状態。去年も1人発見して公立病院で手術をしてもらい、すっかり治りました。さて血圧には「パンパン型」と「ギュウギュウ型」がある。血中の塩分が増えると水分が薄めようと血管に入り込み血管がパンパンになる。60才以降に多い。利尿薬やCa拮抗薬が効く。他方、ギュウギュウ型は血管を締め付ける物質が増えたために血液が勢いよく血管の中を流れて血圧が上がる。40~50才に多い。血管を広げる血管拡張薬が適しています。最初、ギュウギュウ型でも加齢と共にパンパン型に変わる人も多いので薬が効きにくくなったら主治医と相談して下さい。
最後に「白衣高血圧」。ストレスは血圧に大きな影響を与えることがよく分かります。一言では言えないので対策は又の機会に致します。

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(追伸)
6/6~6/7、東京出張の合い間を縫って東京タワーに登った。以前にも出したがやはり、東京のシンボルは東京タワーと私は思っている。初めて登ったのは大学1年生だったから、もう40年も前である。今は東京も高層ビルが立ち並び一変している。
円形芝のあるホテルがいつも宿泊しているザ・プリンスパークタワー東京である。
近い将来ゆうちゃんを連れていくつもりです。
写真を気楽に眺めて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 05:22 pm  

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