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2015/7/30

暑気払い


今年も「暑気払い」を7月25日(土)に行った。
前日に梅雨明け宣言が出され、当日は晴天。まさにうってつけの猛暑日和となった。
「暑気払い」は暑い夏に冷たい食べ物や飲み物で体に溜まった熱気を取り除こうとすることで、江戸時代から続いている日本独特の風習である。
さて何と言っても当院の特徴は参加者全員(今回は24名)が浴衣姿で出席することである。料理屋の仲居さんからも全員が揃って「とても美しい」と毎年ほめてくれます。日本の伝統文化を守る一翼を担えればと考えています。
さて最大のイベント、浴衣賞の優勝は今年は河沼さん(ヘルパー)、準優勝は立花さん(新人ナース)でした。その他、ビンゴゲーム等、大いに盛り上がりあっという間の3時間でした。
尚、浴衣賞の審査委員を務めてくれたゲストの坂本さんには、大変感謝しております。ありがとうございました。

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— posted by 越智邦明 at 07:55 am  

2015/7/27

温熱順化


熱中症の季節で毎日多くの具合の悪い人が来院する。本来、人間の体には熱さに自然に慣れる「温熱順化」という現象が起きるが、急激な気温上昇が起きるとこれを阻む。
温熱順化は体が徐々に暑さに慣れ、正常な発汗作用が起きることです。ところが今年はどうでしょう。いきなり真夏になったから体温は上がるけど、うまく汗をかけない。暑い国の飛行場に降り立った時のように、めまいや吐き気、意識障害といった熱中症の症状に陥ってしまうのです。
この時期を過ぎると今度はガンガン汗をかき始める。すると体が塩分不足になり自律神経が追い付かず頭がボンヤリしてきます。
体を正常に温熱順化させるには何と言っても汗をかく訓練が重要です。私は必ず夕方、ウォーキングで年中、汗をかくようにしていますが、実はとても大事な事です。シャワーでなく湯船につかるのも発汗の促進につながります。
その他カレーで汗をかいたり、水に少し塩を加えるのも一つの方法です。
今年はとに角、異常気象です。倒れないように細心の注意を払って下さい。

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(追伸)
我々医師は患者さんのおなかや腰等の診察でベッドに寝てもらいます。
その時に「うつぶせ」に、か「あおむけ」に、と私やナースが指示しますが、今の若者、特に20~30才台の方は半数以上がこの意味が分かりません。「え~と、あおむけというのは、どっち向くんだっけ?」という具合に。みなさんの周りの人に尋ねてみて下さい。これは日常臨床で医師やナースが本当に困っています。何とかしなくては、という毎日です。
正解は
 「うつぶせ」・・・腹ばい。体の前面を下にして伏すこと。
 「あおむけ」・・・体の前面を上(天井)に向けた状態。

— posted by 越智邦明 at 10:33 am  

2015/7/23

鵜飼い


7月12日(日)のゆうちゃんのピアノ発表会が終わった後、娘のママ友の米田御一家の厚意により大洲の鵜飼い見学をした。
「鵜飼い」を文献検索してみた。起源は1300年ほど前の大和朝廷まで遡るそうです。開催地の中では大洲の鵜飼いは最も歴史が浅く、昭和32年に観光事業の一つとして開始されたそうです。ただ、大洲のは、他地域には見られない「合わせ」という方法を採用しています。これは鵜匠の乗船した「鵜船」にお客様を乗せた「屋形船」が両サイドに付いて下流に向けて併走しながら鵜飼い見物をするというものです。鵜匠頭の山中年治さんの綱さばきは見事なものでした。
さて我々の舟の船頭さんはとても優しくいい方でした。写真のように料理を食べながら、肱川を下り、吹く風も心地よく、堪能出来ました。何と言っても目の前を鵜が5匹、一生懸命泳いで魚を取った時にはみんな、ゆうちゃんも含め拍手喝采でした。
昼はピアノ、夜は伝統芸能の鵜飼い見物と有意義な1日でした。最後に大洲駅で上り列車に乗る私を見送ってくれたみんなには感謝でした。
動画もお楽しみ下さい。

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— posted by 越智邦明 at 07:58 am  

2015/7/21

トマト


メタボに効くと一時、ブームになったトマト。
これはトマトにカロテノイドの一種である「リコペン」が豊富に含まれているからです。赤色の天然色素のことで抗酸化作用を持っています。病気の原因になる体内の活性酸素を抑える効果があり動脈硬化、脳梗塞を防ぎます。また、細胞の老化を抑えるため、がん予防や肌のシミ、シワが出来にくくなります。
次にリコペンは加熱料理した方が体内への吸収率が高くなることです。つまりトマトスープやミートスパゲティは生のトマトを使って作ればリコペンをたくさん取ることが出来ます。
ミニトマトも同様で夏バテ対策になります。
職員Iさんの子供、ユウト君の大好物で当院屋上ミニトマトの大ファンでもあります。
尚、当院屋上で採れたミニトマトは写真のように秘書さんが、かわいく袋詰めにしてくれています。店頭販売出来そうです(笑)。
尚、トマト以外も写真のように色々あります。
トマトで体力回復を!

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— posted by 越智邦明 at 10:46 am  

2015/7/16

ゆうちゃんのピアノ


ゆうちゃんがピアノを習いはじめて初の発表会があった。
じいじへと書いた案内状が届いたので7月12日(日)、宇和島は南予文化会館へ出向いた。下内ちとせピアノ教室主催である。
第1部ではママと一緒の連弾で「チムチムチェリー」を弾いた。うまく行った。次々と多くの幼稚園から高3までの子供達が日頃の成果を見せていた。第2部になり、ゆうちゃんの「少年時代」の番となった。宇和島のばあばもパパもかたずを飲んで見守っていた。順番を待っている間のゆうちゃんは、緊張の面持ちであった。いよいよ「やまうち ゆうりさん」と呼ばれ、曲は始まった。スローテンポながら、初めてにしては間違うことなく完璧に弾けて、みんな拍手を送った。
会場では多くのクラシック、ポップス、等、懐かしい曲も多く、思わず聴き入って、おかげで大変、ストレスを発散できた。音楽はやはりストレス発散の一助になりますね。
第2部が終わった時に下内先生より、がんばり屋さんへ花束贈呈があり、私も最大の拍手を送った。
第3部で「みんなで歌おう」と題して「カントリー・ロード」が弾かれ、多くの人が壇上でコーラスとなり、ゆうちゃんも娘も歌っていた。
最後に文化会館の前で記念写真を撮って、長い3時間も終わった。
ゆうちゃん、よくがんばったね。又、上を目指してがんばろうね。
最後に動画をつけましたのでお楽しみ下さい。

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— posted by 越智邦明 at 08:13 am  

2015/7/13

キューピーマヨネーズ


「キューピーマヨネーズ」が今年3月で発売90周年を迎えた。
ゆうちゃんが食事をしているときに野菜になにをかけるのかを見ていると「マヨネーズないの?」と言っていたが、子供にも定番の食べ方となっている。1925年に日本で初めてのマヨネーズとして誕生以来、圧倒的な存在感で国内シェアは7割で勢いはいまも加速中である。
キューピー創始者の中島薫一郎氏が日本人の体格向上をを願って生みだした調味料である。アメリカでマヨネーズと出会って、そのおいしさと栄養価の高さに感銘しこれを日本で、と考えた。関東大震災後の復興をきっかけに生活の洋風化が進むのを見て1925年、ついに日本初のマヨネーズの発売を開始した。何にでも合う万能調味料としてサラダはもちろん炒め物や焼き物等、多岐にわたる。ポイントは卵。世界的には全卵タイプが主流だがキューピーのは卵黄タイプ。コクとうま味のある黄身のみをたっぷり使用することで、さまざまな料理に合う。製造後、数週間でマヨネーズに含まれる卵黄が分解されしょう油やみそと同じようなうま味成分が増える。だから米飯などの和食にもよく合います。次に容器の進化。58年の「ポリボトル」の登場で従来の瓶から片手で使いやすくなり一気に売り上げを伸ばした。
そして今年3月にこだわりの卵を使用した「キューピー 卵を味わうマヨネーズ」を新発売(販路限定)。発売前に予約完売になり大反響でした。マヨネーズの現在の使用調査では約半数がサラダに、残りはパンや炒め物など料理にという結果だそうです。
がんばれマヨネーズ!

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— posted by 越智邦明 at 11:28 am  

2015/7/9

成功の条件


今まで色々な観点から書いてきましたが、「終始一貫」することが原則です。それが出来ないとすると根幹の部分を忘れるからです。「根幹」には色々なものがあります。
祖先、両親、兄弟、親類、友人・・・。中でも最も大切なのは両親の存在だと思います。命の根幹である父、母のことを深く知ることから心が豊かに育まれていきます。
次に患者さんをずっと診ていて思うのは、「両親には感謝したくない」という人が存在することです。「親が自分の人生を壊した」、「可愛がられたことがない」、「思い出したくもない」等、恨みながら生きている人も実在することです。長い間、蓄積された親へのマイナス感情はすぐには変わりません。このような方はこれまでと違った視点で親の心情を汲み取る作業が必要です。人生における様々な節目を親の目線で振り返る。学校の入学、卒業、反抗期、病気の時・・・。子供がいる人なら親としての実感を重ね合わせることは簡単な筈です。
幕末に活躍した吉田松陰は29才で処刑される前に「親思う 心にまさる親心 今日のおとずれ 何ときくらん」という辞世の句を詠みました。(子が親を思う気持ち以上に親が子を思う気持ちは強い、ということ。)親から与えられた様々な恩恵を自覚しその思いを胸に行動してみて下さい。
きっと失敗を乗り切る知恵と気力が湧いてくると思います。
そして「ありがとうございます。」の感謝の言葉を発することが何よりの成功の秘訣です。

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— posted by 越智邦明 at 10:52 am  

2015/7/6

剣道


私は剣道はやらないが友人I君が「自分は参段だが10段はとても難しいよ!」と言っていたことがある。
2005年3月の審査改正で今は八段までとなっているが、この試験は日本一難しい試験と言われている。
5%未満の合格率の職種は、例えば不動産鑑定士(2~3%)、中小企業診断士(4%)、司法書士(3%)、福祉住環境コーディネータ(5%)等あるが、剣道8段は1%である。私の友人M君が、昔、臨んだ旧司法試験は3%前後で当時、最難関と言われていた。
さて奇しくも4月22日の日経新聞、春秋欄に剣道8段を取り上げていた。引用してみる。「7段取得の後、10年以上修業しかつ46才以上」の猛者が集まり、それぞれ4回立ち会う。技量はもちろん風格や品位も問われる。ぶら下げた5円玉を突く。対向車とすれ違う瞬間、ナンバーや車内の様子を見定める等、合格者の体験談が興味深い。(以下略)。
現在全国で八段を所有している人は600人程度だそうである。
「山は高いほど登りがいがある」と言いますが、この山は厳しすぎます。それだけに頂点の方々にお会いしてみたいと思うのは私だけでしょうか。
皆様、是非、上を目指して努力して下さい。

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(追伸)
7月2日のさくらんぼの回答は、絵のように両方でした。正解は①。
ちなみに、回答者の割合は①が32%、②が28%、③が40%でした。難しかったですね。
ちなみに、ゆうちゃんが選んだのは②でした。

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— posted by 越智邦明 at 04:50 pm  

2015/7/2

薬膳


中国では昔から男性は「8」を基本とするサイクルで体が変化するとされています。生殖能力を備えるのが8の倍数の16才、体が出来上がるのが24才、体が最も充実するのが32才、その後40才で髪の毛が薄くなり骨も弱くなり始め、48才でシワが寄り白髪が増える。56才で生殖力が欠乏して、さらに老化が進むとされる。
この老化メカニズムに流されず若々しさをいかに保つか?スポーツや睡眠と並んで「薬膳」が注目されている。薬膳カレー、薬膳フレンチ、薬膳スイーツ等、数多く登場している。JR東日本が2月26日から売り出している「アンチエイジングの黒デリ」と「リラックスのベジデリ」等は注目である。
同商品を監修した薬膳アテンダントの池田陽子氏によると、日頃から老化防止食材を食べて下さいと。カギを握るのは中医学でいうところの「腎」。腎をパワーアップさせる食材を意識して食べるのが効果的で、それには「黒い食材」がお薦めであると言います。
黒ゴマ、黒豆、黒米、ひじき、イカスミ、海苔などには腎の働きを高め生命力や気力を養って若々しさを保つ効果があるとされる。中でも黒ゴマは白髪や抜け毛対策にも役立つという。魚ではエビ、ウナギ、ナマコ、カキ等。魚以外では、ニラ、長芋。
食事を意識すれば「老け知らず」と訴えます。
参考にして下さい。

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(追伸)
ゆうちゃんが遊びに来たときの1コマです。
色々なポーズを取ってくれました。

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(追伸)
いただいたさくらんぼを食べていたら、とても珍しい「親子」がみつかりました。Tさんに写メールで見せると、「恋人」に見えますね、と。娘に見せると「幸福」になれそうだねと。
さて翌日、Tさんから「種は両方に入っているのですか?」と質問があり、食べる前に私も考え込みました。
さて皆さんに質問です。
種は①両方に入っている。②大きい方に入っている。③小さい方に入っている。
回答は次回7月6日にて。

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— posted by 越智邦明 at 05:18 pm  

2015/6/29

脂肪肝の対策


春の健診シーズンが終わり、多くの方がチェック項目の相談にやって来る。脂質異常症と並んで多いのが特にメタボの方の「脂肪肝」。男性は2人に1人が指摘されます。肝ぞうに脂肪が蓄積した状態で、エコーで見ると白~まっ白に映るので非常に理解してくれます。唯、問題は10年でフォアグラ状態になり20年で肝硬変ひいては肝がんになる恐れがあるため国としても指導している訳です。肝がん・肝硬変の治療は我々にとっても大変です。それなら脂肪肝の時にいかに治すか?お勧めは30分ウォーキングです。ジョギングやプールもいいですが大体、メタボの人はみんな運動嫌いです。
脂肪肝は何となくだるい、疲れやすい、お腹が張るといった症状を訴える人がいます。30分ウォーキングを2~3ヵ月続けると少しずつ肝ぞうにたまった脂肪が少なくなり肝機能もよくなり、これらの不定愁訴が解消されてきます。体の調子がよくなると体が軽く感じられ運動にも熱が入る、といった好循環になればしめたものです。唯し、いったんよくなったからと再び食べ過ぎや飲み過ぎをしないことが肝心です。
ただし分速80mぐらいのやや早歩きがベターです。
がんばって下さい。

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— posted by 越智邦明 at 03:20 pm  

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