飛蚊症は字の如く、目の前に糸クズのようなもの(蚊のようなもの)が飛んでいるように見える症状です。この原因としては、加齢によって眼球の大部分を占める硝子体が縮み、硝子体が入っている袋(硝子体膜)が網膜から離れる「後部硝子体剥離」が最も多い。唯、眼科医の知人に言わせると、これはだれでも起こる生理現象で放置可と言う。ただ注意が必要なのが次の3つだそうです。
①飛蚊症を初めて経験した時。
②糸クズが増えてきて、そして視野にまっ黒な影が現れ薄まらない時。網膜剥離の可能性あり。
③糖尿病や高血圧の方・・・眼底出血の可能性がある。
①~③の場合はすぐに眼科へ行って下さい。
網膜剥離は対処が遅れると失明に至ります。また目というのは片方がダメでも反対側で見えていて、気付かないことがあるので片目ずつ見え方をチェックするのも大事です。