鼻詰まりがあると息苦しさから口呼吸になり、睡眠の質が著しく低下する。12~14才頃までは、よく眠ることが知能を発達させる上で重要なのに、それが妨げられる訳です。特に前頭葉への影響が大きい。
この領域に備わる記憶力、注意力、集中力、認知・推理力、判断力、実行力、情動、動機づけなど“人間らしさ”を表す機能が低下してしまうのです。
覚えられない、やる気がないといった症状からADHD(注意欠陥多動性障害)と診断されるケースもあるようである。このケースでは鼻詰まりが解消されるとウソのように問題行動が消失したそうです。
小児の鼻詰まりはアレルギー性鼻炎やアデノイド増殖症が主な原因。親も「たかが鼻詰まり」と放置することこそ問題です。子供の鼻詰まりは人生を左右するのです。次のような症状が子供にあったら要注意です。
いびきをかく/口を開けて寝ている/歯ぎしりをしている/頻繁に寝返り/授業中に居眠り/落ち着きがない/身長の伸びが遅い/集中力に欠ける・・・。
是非、観察してみて下さい。