白身には良質のタンパク質が、黄身にはタンパク質のほか脂肪、ビタミンなどが含まれています。タンパク質を取ることで善玉コレステロールを摂取できるのです。コレステロールは血管や脳細胞、副腎細胞、細胞壁などを構成する重要な物質。善玉コレステロールがないと動脈硬化を防げません。とくに老人はタンパク質不足によって筋肉や骨などあらゆる細胞がもろくなりがちなので卵は重要です。
その昔、秋田県の人に脳出血が多かったのはタンパク質の摂取が少ないためコレステロール不足になり、血管が脆弱(ぜいじゃく)だったからでした。(もちろん高血圧も関与していましたが。)
さて最後に一つだけ注意は卵には食物繊維がないので野菜を食べるなどしてバランスの良い食事を心がけて下さい。
(追伸)
9月21日の敬老の日を前に、ゆうちゃんより手紙が届きました。
何よりも嬉しい内容でした。「また来いよ。」