当院くに~ずホールでの催し物が今回は5月16日(土)に行われた。写真家、松本紀生さん(37才)の「アラスカ・フォトライブ」だ。彼は今、夏はアラスカの無人島で、冬は氷河の上のかまくらでひとり生活し、一年の半分以上をアラスカでの自然撮影に費やしている。写真ありビデオありで実に感動的であった。6つのセクションに分かれていた。①南東アラスカの原生林 ②無人島でのキャンプの様子やクマ、アザラシ、トドなどの生態 ③ザトウクジラの集団捕食行動 ④氷河の上でのかまくら生活とオーロラ撮影の様子 ⑤マッキンリー山を中心としたアラスカ山脈の風景 ⑥オーロラの映像 である。
特にザトウクジラがニシンの大群を追いつめて一気に捕食するビデオは圧巻であった。またオーロラでも赤いオーロラは珍しいそうで、とても幻想的で感動そのものであった。このブログの読者で来られた方も同じ想いだったと思います。
松本さんは毎日同じスパゲィティを1ヵ月も2ヵ月も食べ続けるそうで、この点で私はアウト。人のやらないことをやらないと卓越した写真は撮れないという、ごく当たり前の理屈を平気でやってのける松本さんはやはり一流の冒険家でした。
最後にクスリは持って行かないのか?と個人的に尋ねた所、やはり抗生物質は持って行くそうです。松本さんの益々の発展を祈っています。
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