江戸時代の人はカッパは色々な悪さやいたずらをすると信じていました。そのいたずらを逃れる方法として両国の川開きの前後に堀川にカッパの好物のキュウリを投じてカッパ供養を行ったのです。そこからカッパ=キュウリとなったのです。
病院の屋上も毎年、キュウリを作っています。育てやすく、日に日にぐんぐん成長していくのが楽しみです。キュウリは3000年前から作られており、シルクロードを通って中国、更に朝鮮を経て奈良時代に日本に伝わりました。
キュウリはキュウリサポニンやカリウムを含み夏の暑さでの体のほてりを除くとともに、利尿剤として心臓病や腎臓病のむくみも取ってくれます。またキュウリの汁は消炎作用を持ち、あせもややけどの治療にも使われていました。
江戸時代の上層の武士はキュウリを口にしなかったと言われています。それはキュウリの切り口が徳川家の葵の御紋に似ており、敬意を表して自粛したとか。
今度是非見て下さい。