もちろん今でもトマトジュース、ケチャップ、トマトソース等、多岐に使われている。
トマトはビタミン、ミネラルの補給や筋肉疲労を改善するほか胃腸の消化吸収機能を促進し、胃腸虚弱を治す働きもする。そのため欧州では「トマトが赤くなると医者が青くなる」とどこかで聞いたような ことわざがある。
トマトの原産地はペルー、エクアドルなどの南米。熱帯では多年生、温帯では一年生となるナス科の植物で16世紀に欧州へ伝わった。日本に伝わったのは江戸中期。明治6年から食用として栽培が始められた。この特有の色はカロテンの赤黄色とリコペン色素の紅色との組み合わせによるものです。
また心地よい酸味はクエン酸やりんご酸などの有機物がもたらし、筋肉内の疲労素の乳酸を除いて疲労回復に役立ちます。
どうかトマトを色々な料理に使ってみて下さい。