ホウレンソウのことを中国では菠蔆草(はりょうそう)と呼びますが、菠蔆とはペルシャ(イラン)のことで、ここがホウレンソウの原産地。ここからネパールの僧が唐の太宗の時代に中国に伝え日本へは江戸時代初期に入ってきた。
ホウレンソウは造血作用を持つ鉄分を多量に含んでおり、造血ビタミンのB12や葉酸も含有しているため、昔から貧血の補血強壮野菜として有名である。また免疫力を高めるカロテン、ビタミンC、ビタミンB1も多量に含んでいます。
唾液や胃液の分泌を促進する成分も見い出されていて消化器の機能を高める働きがあり、その他神経の興奮やのぼせを鎮め便秘の改善を助けアルコール中毒の予防にもよい食物です。
ホウレンソウの中にはシュウ酸が含まれ多食すると尿路結石が出来ると泌尿器科の本に書いてありますが、日常の量では全く問題ありません。
ぜひ皆さんポパイになって下さい。