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越智クリニック
 
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2015/10/13

お祭り


今年もお祭りがやってきた。10月7日、すばらしい雲一つない晴天の下、お祭りを迎えた。
松山の四角さん、八角さんについて調べてみた。
江戸時代、松山藩で四角型(黒色)と八角型(金色)の神輿は「四角さん(町方のみこし)」「八角さん(村方のみこし)」と呼ばれ、その鉢合わせ(神輿のぶつけ合い)は町人対農民の力比べと言われた。
松山では鉢合わせは神の霊威を高め御魂の発動を促進誘発する行為「神輿振り」として歓迎されるようになったとか。
今年も、八角さん、四角さんの順に当院に訪れて下さり、私を載せていただいた。この儀式により当院に通う多くの患者さんの邪気を払い、一年間の無病息災を実現出来るものと有難く感謝しています。どうか来年までの1年間、皆様の無事を祈っています。
尚、動画も楽しんで下さい。

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— posted by 越智邦明 at 05:35 pm  

2015/10/8

トランス脂肪酸


米国で3年後に禁止されるトランス脂肪酸。この規制は世界の流れである。厚労省は静観であるが大丈夫なのか?
トランス脂肪酸の恐ろしさは米国で04年に公開された映画「スーパーサイズ・ミー」で大注目された。なかでも2カ月常温で放置されながら腐らなかったポテトフライである。別名“プラスチック油脂”と言われ、添加された食品は劣化しにくくなる。それが悪玉のLDLコレステロールを上昇させて血管の内側にヘドロ状にたまり心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす。ニューヨーク市は映画公開の翌年、トランス脂肪酸の規制を打ち出した。
トランス脂肪酸は天然の油脂にわずかに含まれるが、加工品に圧倒的に多い。下の表の如くである。
含有量はマーガリンが最大13%と突出しているが、菓子類やインスタント食品、冷凍食品なども侮れない。
トランス脂肪酸を避けるには重ねて取らないのがコツです。気をつけて映画の主人公みたいにならないようにしましょう。
 
油脂類
マーガリン、マヨネーズ、コーヒーフレッシュ、ピーナッツバター
菓子類
ケーキ、アイス、チョコ、ドーナツ、ポテトチップ、クッキー、パイ
インスタント
カップ麺、カレーやシチューのルー
冷凍食品
揚げ物、ピザ
 

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(追伸)
ちょうど9月27日、中秋の名月の日に遊びに来ていたゆうちゃん。満月をバックにVサイン。
オンプ君と新たに加わったキー君とじゃれ合っています。
絵本を持ってサヨウナラでした。
尚、ホームページトップの写真は、愛南町です。
左端にちょっと写っているのが、珊瑚礁で有名な鹿島です。

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— posted by 越智邦明 at 05:43 pm  

2015/10/5

京都出張


9月26~27日、保険医協会の出張で京都へ出かけました。
27日の朝、早起きをして稲荷大社へ参拝に行きました。
平安京以前より人々が崇めてきたパワースポット「伏見稲荷大社」。全国3万社の稲荷神社の総本宮。本殿の背景には稲荷山がそびえ、山中の参道には有名な千本鳥居をはじめ、5000基の鳥居が建ち並んでいます。我が母校、駿河台予備校の山崎春之氏の名前もありました。商売繁盛の神様と知られ願い事が通る、通ったという意味で奉納された鳥居にあやかりたいものです。
特にゆうちゃんがすくすく育つように願を掛けました。
早朝にもかかわらず外国人(欧米、中国人)が多数訪れていました。
ホテルから見える京都タワーも素敵でした。

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— posted by 越智邦明 at 08:16 am  

2015/10/1

ゆうちゃん来訪


4連休にやってきたゆうちゃんを連れて総合公園に行きました。
車中で「どんな所へ行くの?」としきりに尋ねるので、娘が「とても面白い所よ」と繰り返し説得していました。
天気は快晴で、すがすがしい秋風が吹き絶好の秋晴れ(9月20日)でした。やはり、ゆうちゃんにはすべり台がたまらなく面白かったようで、行きも帰りも何回もすべって最後は、「もう帰るよ!」と強引にやめさせたほどでした。
頂上のテラスに登ると大好きな双眼鏡があり、100円を入れてしきりに見ていました。「あっ、お城だ。あっ海だ。」と大興奮でした。
コスモスもきれいに咲き、秋を満喫しました。頂上の一面の芝生を見て、アイアンを持ってくれば良かったと残念に思った私でした。忽那諸島を見渡し、興居島の伊予富士もいい眺めでした。

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— posted by 越智邦明 at 08:39 am  

2015/9/28

パプリカ


パプリカは野菜NO.1のビタミンC含有量である。レモン、イチゴ、ピーマン等も多いがパプリカにはダントツに含まれる。何故ビタミンCを取り上げたのか?
ビタミンCは昔から免疫力を高め、色素を薄める効果もあるためシミやソバカスを防ぎ色白になることは知られており、保険適用にもなっています。
最近はその他に活性酵素を除去し血管の老化を防ぐ効果があります。心疾患は「がん」に続いて死因の第2位ですから関心も高いはずです。
パプリカは赤や黄など、あの濃い色にも注目です。色の濃い野菜には抗酸化作用が強いポリフェノールが含まれます。動脈硬化を防ぎ、脳梗塞や心筋梗塞の予防、更には発がん物質活性化を抑制する働きも認められています。さらに食物繊維も多く健康的な野菜です。
生で食べるのをお勧めします。

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(追伸)
連休にやって来た時に、爪にお化粧をしているのでパチリと撮りました。やはり女の子ですね。
それと後藤田先生夫妻のお墓に水をやってくれるやさしい、ゆうちゃんでした。
さて毎年恒例の彼岸花が咲き始めました。(赤と白があります。)
秋の訪れを感じます。

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— posted by 越智邦明 at 03:34 pm  

2015/9/24

ゆうちゃん語録


①ゆうちゃんと寝ながら色々な話をする。
この間のこと。「パパはね、夜中の2時に帰ってくることもあるんだよ。」「ごはんはどうするの?」「そのときはね、ゆうりは目が覚めて台所へ行ったんだよ。そしたらパパはね、買ってきた焼きソバを作っていたんだよ。パパはね、トンカツとおソバはすきだからね」「ママはどうしてたの?」「ママはとてもよく眠っていたよ。だから起こさなかったんだよ。」
「大変だなあ。パパもおなかがすいていたんだね。ゆうちゃんが早くお医者さんになって手伝わないとね。」「うん・・・。」

②ゆうちゃんとオンプ君の散歩中の話。
ゆうちゃんは宇和島で英語を習っているので、英単語もかなり言えるようになった。
「ゆうちゃん、犬は?」→「ドッグ」、「星は?」→「スター」、「3月は?」→「マーチ」、
「机は?」→「デスク」すごいね。なんでも言えるね。
じゃあ「空は?」→「スカイ」
次が問題の場面です。
「むずかしいぞ、虹は?」
少し考えたゆうちゃんでしたが、何と答えたその言葉は「ツーオクロック」
一瞬、意味が分からなかった私でしたが、ゆうちゃんは「2時」(two o’clock)と答えたのでした。そうか、そっちの「ニジ」か。「正解、正解!、ゆうちゃん満点だね。」と答えた私でした。

③この間、狂暴な犬が警察官に鉄砲で打たれて死んだ事件があった。
散歩中にとてもうるさい犬がいたので「ゆうちゃん、鉄砲でやっつけようか?」と尋ねると「じいじ、だめだよ。そんなことしたらおまわりさんにつかまるよ。」「じゃあ、どうするの?」「それはね。かんたんだよ。ガムテープで口をふさいだらいいんだよ。」「・・・・。」
どこまでも賢いゆうちゃんでした。

写真はディズニーシーに行った患者さんから、ゆうちゃんへのプレゼント。鶴は女性入院患者さんがゆうちゃんへ、と折ってくれたものです。

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— posted by 越智邦明 at 05:26 pm  

2015/9/17

卵の誤解


コレステロール値が高い人や太りすぎの人は卵の節制はわかりますが、巷に「2個以上食べたら不健康になる」というのは誰かが言い出した都市伝説みたいなもので、医学界が正式に発表したものではありません。何回も話してきましたが、卵は鶏に成長するだけあって栄養が豊富です。
白身には良質のタンパク質が、黄身にはタンパク質のほか脂肪、ビタミンなどが含まれています。タンパク質を取ることで善玉コレステロールを摂取できるのです。コレステロールは血管や脳細胞、副腎細胞、細胞壁などを構成する重要な物質。善玉コレステロールがないと動脈硬化を防げません。とくに老人はタンパク質不足によって筋肉や骨などあらゆる細胞がもろくなりがちなので卵は重要です。
その昔、秋田県の人に脳出血が多かったのはタンパク質の摂取が少ないためコレステロール不足になり、血管が脆弱(ぜいじゃく)だったからでした。(もちろん高血圧も関与していましたが。)
さて最後に一つだけ注意は卵には食物繊維がないので野菜を食べるなどしてバランスの良い食事を心がけて下さい。

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(追伸)
9月21日の敬老の日を前に、ゆうちゃんより手紙が届きました。
何よりも嬉しい内容でした。「また来いよ。」

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— posted by 越智邦明 at 03:36 pm  

2015/9/14

蚊取り線香


KINCHO(大日本除虫菊)の蚊取り線香「金鳥の渦巻」は一世紀以上も売れ続けている大ロングセラー商品である。
創業者の上山英一郎氏は恩師、福沢諭吉の紹介で出会ったアメリカ人から「除虫菊」の種子を譲り受けた。(1886年)。除虫菊に含まれる成分、ピレトリンには殺虫作用があるため蚊の駆除剤の開発に着手する。蚊の発生時期に火鉢でやってみたが暑すぎる。そこでヒントになったのが仏壇線香。1890年、世界初の棒状蚊取り線香を発売したが20cmしかなく40分しか持たなかった。そこに妻のアドバイスがあった。「渦巻き」にしたら。
1902年、ついに世界初の“渦巻き型蚊取り線香”が誕生した。ぐるぐると巻くことで約6時間安定した効果が得られるようになった。1957年の機械化の際に、他社の逆をいく“左巻き”を採用し差別化に成功した。以来、日本の夏の定番は「金鳥の渦巻」となった。
昼外で長時間、広範囲に最も効果的なのはやはり蚊取り線香であり、電気不要で使用後は灰になるなどエコの観点から注目されている。
その昔、亡き親父が保養所の草刈りの時に、腰に蚊取り線香をぶらさげて仕事をしていたのを想い出す。親父も「こいつが一番ええ」と。
ますますの発展を祈ります。

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— posted by 越智邦明 at 11:34 am  

2015/9/10

天気痛


最近、夏も去ったのに「疲れやすい、肩や腰が痛い」等、体の不調を訴える人が多い。
2つの原因があって①気圧②自律神経の乱れです。
①・・・低気圧(台風等も)にさらされるとヒスタミンの分泌が増えます。これが過剰に分泌されると
    花粉症のようなアレルギー症状が起き、炎症、血管の収縮、血圧の上昇をもたらし体が
    不調になります。

②・・・気温の変化に対応してきた自律神経があまりの変化について行けず、血液循環が悪くなり
    体調不良をもたらします。血行が悪くなると体内の細胞への酸素や栄養の搬送と老廃物の
    搬出がうまくいかなくなり筋肉に疲労物質がたまります。そして肩や腰の筋肉が硬直し
    末梢神経も圧迫され血行不良→痛みとなります。

ではどうすれば良いのか?まずクーラーの部屋に備えるべく長袖シャツや上着の着用は必須。次に寝る前に38°~40度のぬるめの湯につかり自律神経の乱れを整える。さらに適度な運動で交感神経を鍛える。
意外ですが気圧が下がって不調のときに「酔い止め」が効くことが多いです。気圧が低くなり腰痛や古傷の痛み、頭痛を感じたら「酔い止め」を試してみて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 05:33 pm  

2015/9/7

しびれ


「手指のしびれ」は外来患者の訴えが多いものの一つです。いくつかまとめてみたいと思います。

①突然起こったもの。いつから起こったのがハッキリわかるような強さで始まり、一過性でなく常にしびれた状態になったときは「脳梗塞」「脳出血」を考える。詳しく診ていくと手以外にも右か左のどちらかの半身の顔や足にもしびれが出ていることが多く、脳由来のしびれである。

②数分で治るが、しびれる範囲が広がってきたケース。初めは指先のしびれから始まって手から腕全体へ広がり、片手だったのが両手になったりする場合は頸椎椎間板ヘルニア等の「変形性脊椎症」を考える。「箸が持ちにくい」のは典型的な初期症状でその他、「ボタンが掛けにくい」「字が書きづらい」などもよく見られる。肩こり特に肩甲骨の下辺りが痛むと訴える人が多い。進行して、手の使いにくさや歩行困難を伴う場合は、しびれている神経の圧迫を取り除く手術が必要で、全体の1~2割を占めます。

③しびれが中指と人さし指に出る場合は「手根管症候群」を考える。中高年の女性に多く、明け方にしびれが強いのが特徴で、しびれで起きてしまう方も多い。冬の朝は特にきつい。つまむ動作も難しくなります。薬指の側面をなでてみて小指側と中指側で感覚が違う場合は手根管症候群を強く疑います。

以上、「しびれ」についてでした。

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— posted by 越智邦明 at 05:28 pm  

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