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2010/5/20

タコ


今日はタコに因んだお話をしてみたい。
昔からタコという言葉は日本に多い。「ひっぱりだこ」「たこにゅうどう」「たこ足配線」初心者や馬鹿という意味の「タコ」等。世界中でタコを食べるのは日本と韓国、イタリア、ギリシャ等の地中海諸国くらい。消費量としては日本がおそらく世界一。欧米では“デビルフィッシュ”(悪魔の魚)と呼ばれ、忌み嫌われてきた。タコは潜水夫を丸飲みにするとも言われ、特に米英人にはタコを食べる習慣がない。それだけに今、問題になっているクロマグロと同じで、タコが規制の対象にされる可能性がある。
日本のタコ漁獲量は50年代から70年にかけて急増しましたが、その後は輸入タコに取って代わられた。知人のたこ焼き屋の店主が話してくれました。「国産のタコはたこ焼きに向かない。西アフリカ産のタコの方が身が軟らかくていい。それも小さなタコほどいい。大きくなると寿司ネタに回す。あるたこ焼きチェーンは西アフリカのタコ漁者と直接契約を結んだ」と。しかし西アフリカのモロッコやモーリタニアなども乱獲のためにとれなくなってきて、アフリカ沿岸諸国がタコ漁獲量に制限を加え出したのが現状です。
安くておいしい庶民の「たこ焼き」が高級食材になりそうな気がして心配です。マグロ同様タコも「資源保護」が必要となりそうです。

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— posted by 越智邦明 at 04:06 pm  

2010/5/17

学校検診


私は地域医療の一環として清水小学校の校医をしている。毎年、春の検診で清水小を訪れる。5月11日、6年生(75名)の検診を行った。6年生は修学旅行前のチェックも兼ねている。少子化で子供の数は少ない。さて、私は小学校に入ること自体が懐かしい。50年前の今治小学校を想い出す。保健室もこんな感じだったなあと、すごく当時の雰囲気を想い出す。検診は教諭が傍について1人1人の既往症、現症を話してくれる。最も多いのが「乗物酔いがする」「好き嫌いが多い」である。制服が今は自由なのでつまらない。体格は私の当時と比べて、みんな栄養が良好である。時々流れる音楽も小学校ならではの曲で懐かしいひと時である。
帰りに校長室で校長先生がお茶を入れてくれて雑談をする。
もう1度、教室に座って授業を受けたくなるのは私だけであろうか?後ろ髪を引かれる思いで学校を後にした。

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— posted by 越智邦明 at 08:33 am  

2010/5/13

のん太


今から15年前の話。親父は、私の今治保養所に毎日のように庭のそうじ等々で通っていた。仕事もしてなかった親父にとっては、退屈しのぎの唯一の仕事であった。ある日の夕方、一匹の犬が足を血だらけにして敷地に入ってきた。道路で車にはねられ救いを求めて入ってきたようだった。動物好きの親父は手厚く介抱してやり、くさりにつないで毎日のようにエサをやる生活が始まった。雨の日も風の日も毎日介抱したおかげでその犬は元気になり、やがて保養所の一員となってくさりがなくても逃げなくなった。そんな愛しい犬に親父が名前を付けてやってくれと電話があり、早速、職員はじめ50名の方々からネーミングの応募を行った。結果、一番親父が気に入ったのは患者のTさんがつけてくれた「のん太」であった。雑種ではあったがおとなしい賢い犬だった。それから10年の月日が流れ、親父も老体となり入院をするようになった。短期の時はおふくろがタクシーでエサをやりに行ってやったが、長期になると難しくなった。家族会議を開いて、もはやこれまで、のん太は元来、野犬だったのだから山に帰そうということになり、かわいそうだったが兄が車に乗せて一山も二山も超えて遠くの山の中に解放してやった。家族全員、辛い想いであった。しかしである。それから1週間、どこをどう歩いたか、また保養所にのん太が帰ってきたのである。
こういう話はテレビで時々見るが、犬の能力というものは人間をはるかに越えたものがある。2回目の家族会議の結果、今治で歯医者をしている兄の所で飼うことになった。それから5年。兄の所へ行くたびに「おい、のん太元気か」と会話していた。
そののん太が、5月4日から物を食べなくなり、5月5日に亡くなった。18才の大往生であった。Tさんに連絡した所大泣きになった。今は3年前に亡くなった親父の所へ直行したのではないかと考えている。動物も飼うときはかわいいのだが、この死別だけはたまらない。色々な想い出をありがとう。のん太。
(写真は当時、小学生の娘や息子達です。)

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— posted by 越智邦明 at 10:08 am  

2010/5/8

連休を振り返って


みなさんはどんな連休を過ごされたでしょうか?私は特別な遠出もせず、のんびりと過ごしました。
5月1日~2日は久しぶりに、ゆうちゃんと遊ぶことが出来ました。お風呂は相変わらず泣きますが大分、慣れてきたようです。ベビーチェアーに座って1人で遊ぶようになり、娘もかなり楽になったようです。3日はマンダリンパイレーツの対徳島戦を観に、マドンナスタジアムへ婦長と行きました。1200人を越える観客で球場は大いに盛り上がりました。応援している、篠原慎平投手の一挙手一投足にやきもきしましたが終わってみれば5対0の完封勝利。あっぱれとグラウンドで固い握手をしました。この日の最速は146km。まだまだ伸びる19才。皆様も是非応援してやって下さい。
話は変わって、最近ゴルフのドライバーの飛距離を伸ばしたいと切に願うようになり、足腰のトレーニングのためにと2日から連日、城山登山を行っています。最初は息が切れましたが、慣れて来ました。入院患者さんには勧めておきながら自分はしていないようでは具合が悪いものです。休日毎に続けたいと考えています。反対側の球場跡の公園も広くて気持ち良かったです。
次に休日にやることの定番は読書。今回は大鐘稔彦(おおかね なるひこ)著の「緋色のメス」(幻冬舎)上、下巻を一気に読んだ。大鐘氏の本は3年前に読んだ「孤高のメス」(1~5巻)以来だが、同じ医療人として引き付けられるものがある。「緋色のメス」は、ヒロイン中条志津(婦長)と主人公、佐倉周平医師との悲恋の物語である。志津はナースという医療者でありながら乳癌に見舞われ苦闘します。一途に佐倉への愛を貫き通し非業な死を遂げた最後のくだりは、涙を禁じ得ませんでした。
休日最後の5日は急患もやって来て、休日明けの忙しさを予感させるような子供の日でした。
みなさん、又気をひきしめてがんばりましょう。

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— posted by 越智邦明 at 08:08 am  

2010/5/6

交通事故


当院を訪れる患者さんの中に多くの交通事故の被害者がいる。
先日見えたMさん(女性)。1週間前、追突事故を起こしてしまった。警察の事情聴取を始め、いやな毎日が続き、神経性胃潰瘍になった。
交通事故の場合、何が辛いと言っても一番は被害者側の対応である。私も23年も開業していると色々なケースを見てきた。ごくわずかな軽傷にも拘わらず、事態を意図的に深刻化させる人達がいるのも事実である。一番厄介である。保険会社が間に入って示談交渉を進めようとするが、応じようとしない。結局、示談金のつり上げとなるのだが、100対0の場合はこの人達は強気である。時には医師も仲介役として大変な責務を負わされることがある。
さてMさんの相手は、Mさんが任意保険に入っていない事などを善意に解釈し、車両損害のみにしてくれた。Mさんの顔に笑顔が戻り、胃痛もまたたく間に治っていった。事故は、加害者も被害者も嫌なものである。この世から交通事故がゼロになることを祈ってやまない。

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— posted by 越智邦明 at 05:42 pm  

2010/4/28

腎硬化症


高血圧によって腎臓の血管に動脈硬化が生じ、腎臓への血流が減少し腎そのものが硬くなって腎機能が低下するというこの病気。
良性と悪性がありますが、悪性は視力障害、意識障害、頭痛、けいれん、吐き気、貧血などの症状が出現し、一刻も早い治療が必要です。高血圧の人を観察していて中年以降、タンパク尿が出現し腎機能が悪化して慢性腎不全になる人がいます。
何故、こんなに厚労省をはじめ医学雑誌で「高血圧」を取り上げるのか?それは高血圧が色々な合併症を有することにあります。4000万人に上るといわれる高血圧の方は主治医とよく相談しながら治療して下さい。

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— posted by 越智邦明 at 04:06 pm  

2010/4/26

目薬


目薬の入れ方について考えたことはありますか?
ある製薬会社の調査では正しい使い方である「目薬を差してしばらく目頭を指で軽く押さえたまま目を閉じる」ができている人は、わずか5%だったそうです。圧倒的に点眼後に目をパチパチする人が多いようです。また2滴以上差す人が多いのですが、目薬は1滴で十分です。目にたまる涙は、最大7μℓ(マイクロリットル)。目薬の1滴は25μℓなのです。
緑内障の人は2種類以上の目薬を使っていますが、続けて差すと前の薬剤が流されてしまいます。必ず5分以上の間隔が必要です。
どうか正しい目薬の使い方を実践して下さい。

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— posted by 越智邦明 at 03:48 pm  

2010/4/22

野菜の食べ方


野菜には、あまり知られていない効能がたくさんある。くに~ず新聞春号で取り上げたタケノコも、含まれるチロシンが脳細胞の新陳代謝を促進し脳を活性化し、ボケ防止に役立ちます。キュウリは利尿作用がありムクミの解消、カリウムが血圧の上昇を抑えてくれるので高血圧予防に効果的です。またピラジンという成分は血が固まるのを防ぐ働きがあり血栓を予防します。
さて野菜の食べ方がいくつか間違っている方のために紹介します。
①ゴボウ・・・皮をすっかりむいてしまう人が多いですが、皮のそばにタンパク質やアミノ酸が集中しているので薄くむくか洗うだけで食べるのがベスト。
②長ネギ・・・白い部分しか食べないという人がいますが、緑の葉の部分にもカロテンやビタミンCが豊富に含まれている。
③ニンジン・・・生で食べるとビタミンAの吸収率はわずか10%。ゆでると30%、グラッセなど油料理にすると70%までアップします。ジュースにする場合もすりおろすと酵素がビタミンCを壊すので、それを抑える働きのあるレモン汁などの酸を入れないとせっかくのビタミンCも台無しになります。
以上、野菜がおいしくなる季節ですから、効果的に食べて下さい。

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— posted by 越智邦明 at 09:44 am  

2010/4/20

クモ膜下出血


木村拓也巨人軍コーチの死因で有名になったこの病気。脳の硬膜と軟膜の間にあるくも膜の血管が破れる病態である。
3人に1人は即死、1人はまひを残し、1人は完治と言われている。原因の2割は脳動静脈奇形といって先天的なもの、8割は脳動脈瘤の破裂である。前兆は物が二重に見えたり、手足のしびれやまひ、目の奥の痛み、頭痛などがあげられている。私の大学の友人で三重県で開業しているI君の奥さんが検診で昨年、脳動脈瘤が見つかった。症状はないが、手術をすべきかどうかI君も悩んで色々な脳外科医と面談し文献も漁った。結論は「もし破裂してクモ膜下出血→即死となったら困る」というもので昨年、手術を受けた。術後は順調で、やって良かったと言う。
さて木村コーチはクモ膜下出血の背景因子であるヘビースモーカー、多量の飲酒が良くなかった。タバコで血管が収縮し、お酒で血行が活発化して動脈瘤が破れやすくなる。そこに単身赴任という大きなストレスも加わった。更に、今年いきなり「一軍」のコーチという重圧もあった。血圧の管理をきちんとしていたかどうかは、私には分からないが、高血圧がもし放置されていたとすると致命的である。今回は早目にCT、MRA等が行われていたら、と悔しい思いである。
木村さんはピッチャー以外の全部の守備をこなしたことで有名である。愛嬌のあるあの笑顔が見れないと思うと本当に残念である。惜しい人をなくしたものです。合掌。

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— posted by 越智邦明 at 09:27 am  

2010/4/19

お礼


義母、後藤田艶子の葬儀を4月17日無事に終えることが出来ました。多数の弔電や御参列をいただき恐縮して居ります。故人の生前には、多くの方に御厚情をいただき感謝して居ります。夫、後藤田先生の元へ旅立った事と存じます。
故人は生前、越智クリニックの色々な事に注意を払ってくれました。その遺志を継いで、益々クリニックの発展に尽力したいと存じます。
今後共宜しくお願い申し上げます。

— posted by 越智邦明 at 07:51 am  

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