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2011/1/6

大晦日のゆうちゃん


最近のゆうちゃんをじっくり観察出来ました。
まず、12月24日からやっと1人歩きが出来るようになりました。1才2ヵ月です。8ヵ月ぐらいで歩く子を見ると、娘も少々あせっていましたが・・・。2本足で歩けるのは人類の最大の特徴ですね。昼は、おんぷ君と久しぶりの対面。おんぷとじゃれ合って、何とおんぷ君の目がやぎのようににこにこと優しく写っていました。動物には全く物怖じしません。次に昨年亡くなった艶子ばあちゃんの仏壇に手を合わせてくれたのは感心でした。
夕食はたらばがにを前にして嬉しそうでしたが、生きた伊勢えびは恐くて泣き出しました。
ゆうちゃんは音楽に乗りやすく、紅白歌合戦にはとても興奮していました。
来るたびに成長する姿をまたお届けしたいと思います。

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— posted by 越智邦明 at 09:04 am  

2011/1/4

謹賀新年


皆様、あけましておめでとうございます。
いかがお過ごしになられましたか?
私は年末30日に、私の家族とゆうちゃん一家で道後のホテルに宿泊しました。はたして「お風呂の泣き虫ゆうちゃん」は、はじめての温泉にどう反応するのか?が楽しみでした。結果は女湯に入ってとても喜んではしゃいだそうです。露天も気に入ったようです。
さて元旦といえば箱根駅伝。私の家内は結婚して30年というもの、正月2日、3日はこの駅伝放送にかじりついて動きません。若いエネルギーをもらうそうです。結果は東洋大を振り切り、早稲田大の優勝。早稲田大OBの方、おめでとうございます。
どうか今年一年、よろしくお願い申し上げます。

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— posted by 越智邦明 at 07:52 am  

2010/12/29

酒は毒か?


「酒は涙か溜息か」。昭和6年、藤山一郎が歌って大ヒットした。古賀政男作曲の名曲である。その歌詞を読むと、酒は「心のうさの捨てどころ」「かなしい恋の捨てどころ」とある。時に祝杯に、ある時にはヤケ酒にと酒は我々と切っても切れない友達である。
さて今回は「アルコール性心筋症」についてお話します。これはお酒が持つ毒性が、直接心筋に作用して起きる病気です。具体的には心筋細胞が繊維化するなどして、心臓の収縮力が低下するのが原因。夜間苦しくなる、息切れがする、むくむといった自覚症状が出る。これはお酒の種類や飲み方によって発症リスクに差はなく、飲む絶対量によると考えられています。日本酒なら、1日5合以上を週5回以上で10年間続けると発症リスクが高まると言われています。この病気の疑いがあり、心臓の収縮力が弱い人が気をつけなくてはいけないのは、高血圧の薬でβ遮断薬のように心臓の働きを落とすようなものは心不全につながる可能性があります。またインスリン感受性を高めることによって糖尿病を治療する薬は、体内の水分を増やし心臓に負担がかかり要注意です。
いずれにしても心臓が悪い人にとっては酒は毒となります。気になる人は控えた方がいいと思います。
(最後に)
今年のブログは、これで終わりとなります。1年間お付き合い、ありがとうございました。どうか良いお年をお迎え下さい。
来年度は1月4日からとなります。

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— posted by 越智邦明 at 06:19 pm  

2010/12/27

忘年会


今年も12月18日(土)に、道後のホテルで忘年会を行った。
去年も書いたが、毎年の「出し物」にみんなの期待が集まる。まずは集合写真をとり、写真順に題目が「メタボリックデラックス」「スパイダーマン」「アセロラ舞踏団」「KARAのMr」「ゲゲゲの邦太郎と妖怪な仲間たち」そして「その後の」集合写真である。これでは一見、小学校の学芸会であるが、当院の理想とする「一致団結」精神を養う重要な行事であります。もちろん、題目の間においしいお酒や料理をいただくわけです。
そして今年も終わりを迎えることになります。

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— posted by 越智邦明 at 04:20 pm  

2010/12/24

足裏のいたみ


外来をやっていると「足の裏がいたい」と訴える患者が多い。列挙してみたい。

①足根管症候群・・・かかとと足の裏に通っている後脛骨神経の圧迫や損傷で痛む。土ふまずが、夜寝るときや夜中に痛むことがある。
②有痛性外脛骨・・・土ふまずあたりの骨が出っ張って、靴をはくと痛い。
③中足骨疲労骨折・・・ハイヒールをはく女性に多い。
④足底筋膜炎・・・肥満の男性に多い。朝起きて足を床につけたときや、長く座っていて歩きはじめたときに、かかとの裏に激痛がある。40才以上の人が多い。
⑤腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症・・・腰より足の裏の痛みが強く出ると腰痛に気づかず、例えば靴のせいにしてしまう。
⑥糖尿病・・・恐いのはこれで、糖尿病の合併症の一つである神経障害の一型で、例えば足裏刺激用マットが痛くてたまらないという人は要注意です。その他、点字ブロックの黄色の線の上に乗ると足が痛い、と言った人も居ました。

足裏の痛みは転倒や運動不足による生活習慣病にもつながります。昔、よくマッサージで足の裏をもんでもらって「胃腸が弱い」等と指摘されたことはないですか?足裏は色んなことを教えてくれるのです。
(追伸)ゆうちゃんは、一足早く東京でクリスマスをしてきました。

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— posted by 越智邦明 at 02:47 pm  

2010/12/20

ED


今日は男性特有の症状、ED(勃起障害)について論じます。
EDは中高年の方は「年のせいだから」と放置されることも多いですが、EDと生活習慣病のエキスパートである東京女子医大の高橋良当准教授は、「EDになったら心筋梗塞も警戒しろ」と警鐘を鳴らす。
結論から言うとEDに陥ってから心筋梗塞の発症まで、平均3.04年というドイツ・ザールラント大学の報告に注目である。最近「動脈硬化」が注目されているが、動脈硬化は細い血管から症状が出現する。ペニスの海綿体動脈の直径は1~2mm、心ぞうの冠動脈の直径は3~4mm。それ故、ペニスの方に先に症状が現われる。本人が前兆を自覚できる数少ない疾患がEDなのである。
EDになったら必ず血管内皮障害を疑い、心筋梗塞を予防するため禁煙や減量に努め、高血圧や糖尿病の検査を受ける必要があります。

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— posted by 越智邦明 at 09:38 am  

2010/12/16

禁煙肥満


10月のたばこ値上げを機に禁煙者が増えてきた。良いことである。ところが昔から「たばこやめたら太っていかんよ。どうしてかのう」という質問が多かった。今回、文献を調べてみた。禁煙で太るのは喫煙で弱っていた胃腸の働きが改善され食欲が増す上に、たばこを吸わない口さみしさから間食に走るためと従来、言われてきました。ところが実際は、たばこに含まれるニコチンのせいなのです。ニコチンは食欲を抑える作用がある上、エネルギー代謝を活発にする働きがある。それを突然取らなくなれば太るのは当然なのです。
喫煙は糖尿病の発症リスクを高めることも知られている。たばこを吸うとインスリン分泌量は正常でもインスリンの効きが悪く、ブドウ糖の処理能力が低くなるためです。そうこうしているうちに高インスリン血症となり、この状態で禁煙して食欲が増してブドウ糖がどんどん血中に流れてくると、インスリンがせっせと肥満細胞に取り込んでしまいより太りやすくなります。
禁煙後の体重増加は内臓脂肪より皮下脂肪が多いという研究がある。皮下脂肪は内臓脂肪に比べて落としにくいから禁煙で太った体はなかなか元に戻らないわけです。そこで「太らない禁煙」のノウハウが大事になってきます。まずは禁煙と同時にダイエットに励むことです。それも、走る、泳ぐといった循環器の能力を上げる運動より、基礎代謝の向上につながる「筋肉をつける」運動が大切です。定番のスクワットのほか、四つん這いの姿勢で上げた腕を前方に突き出し、その反対側の足を上げて背中の筋肉をつける運動なども良い。ウォーキングも良い。そして何といっても、カレーや丼物など血糖値が上がりやすい炭水化物の一気食いをしないことです。
最後に薬ですが、禁煙後の高インスリン血症状態を脱するしばらくの間、ボグリボースという糖尿病予防薬を使う方法がある。昨年から2型糖尿病予防の効能がある薬として認められています。
「禁煙肥満」はとても難しいことを理解して下さい。

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— posted by 越智邦明 at 06:25 pm  

2010/12/13

お賽銭


日本人は、初詣や観光などで神社や寺院に参拝のときに賽銭を投げ入れる。
私は毎日のオンプ君との散歩のときに、決まったお寺に必ず立ち寄って参拝をしている。ある時は5円から100円まで、その時の気分でまちまちである。願い事は病院の事、個人の事、家族の事などさまざまであるが、神の加護を期待する1人である。
さて賽銭について文献を読んでみた。新谷尚紀著「なぜ日本人は賽銭を投げるのか」(文芸春秋)を参考にすると、賽銭を「投げる」という行為が神仏に対して非礼ではないか、という質問に対してこう答えている。日本では金銭は汚れたものという感覚があり、汚れた金銭を神仏に喜捨することによって清めてもらうという意味で、投げ入れるのは可とするそうです。賽銭の投げ入れ行為は、日本人の神仏に対する敬虔な心情の表われだそうで、このような慣習は世界でもまれだそうです。キリスト教では「献金」、イスラム教では「寄付」が存在します。中国、香港などの東アジアでは、香油銭などの名目の金銭を入れる箱はあるそうです。
尚、イタリアのトレビの泉の金銭投げ入れは、信仰とは全く関係ない行為だそうです。

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— posted by 越智邦明 at 06:49 pm  

2010/12/9

宮島


12月4日~5日と広島出張があった。ホテルは海のそばで着いたときは暗がりであったが、朝の景色は絶景で朝食が進んだ。出張中は雲ひとつない晴天で3日の強風、欠航とは雲泥の差であった。
仕事はさておき、せっかく広島に来たのだからと、5日は宮島に足を運んだ。宮島は今から40年前、兄が広島YMCA予備校に通っていた時、夏休みに訪ね、ついでに立ち寄ったことがある。その時、鳥居の前で撮った1枚の写真が手元にあるだけだが、今回も昔と全く変わっていなかった。厳島神社の神は女性であり、1168年に平清盛が造営。平成8年にはユネスコの世界文化遺産に登録されている。多くの観光客と鹿の群れをかいくぐって本殿に参り、2人のお願い事をした。1人は当院職員で妊娠入院中のMさんの事、もう1人は、ゆうちゃんの無事、健康で、それぞれのお守りも買った。学会や研究会での出張は大変だが、旅の先々で名所を訪れるのも、また生き甲斐のひとつである。
(追伸) ゆうちゃんの笑顔は、百万ドルでしょうか?

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— posted by 越智邦明 at 04:07 pm  

2010/12/6

最後の忠臣蔵


11月29日、試写会に家内を連れて行ってきた。
赤穂浪士の討ち入りは、47名全員が切腹し事件は解決したかと思われたが、生き延びた男がいた。名は寺坂吉右衛門。(佐藤浩市)。寺坂は生き延びて、戦さの生き証人となるように大石内蔵助に命じられていたのだ。そして討ち入り浪士の遺族を援助する任務も無事果たした頃、何と討ち入りの前日に逃亡した、孫左衛門(役所広司)に偶然再会した。何故、前日に逃亡したのか、死を恐れて逃げたのか?ドラマは粛粛と進み、最後はとんでもない結末を迎える。これ以上は話さない方が皆様の楽しみだと思います。
舞台あいさつに見えた、佐藤浩市さんはさすがにオーラが漂っていましたし、今、売り出し中の18才、桜庭ななみさん(可音役)も、とても初々しいあいさつをしてくれました。きれいな方でした。
忠義という名の気高く美しい愛が時代を超えて、今も語り継がれている「忠臣蔵」。
12月18日より、日米同時公開となります。
是非足をお運び下さい。

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— posted by 越智邦明 at 04:39 pm  

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