客観的にみると「突然死しやすいスポーツ」と言われている。
「突然死のスポーツ種目」という研究では、0~39才ではランニングに次いで第2位、40~59才でゴルフ・ランニングに次いで3位に位置している。水泳の最大のリスクは水圧です。そのせいで陸上運動に比べて血圧が上がりやすい。しかも水から出る時に急に体にかかる圧力が減り心臓に戻る血液量が減少。一時的に血液が不足する心筋虚血となります。そうすると心臓からSOS信号が発せられ胸痛が出る。これが狭心症です。
更に呼吸が多いこと(過換気)が原因で自律神経がおかしくなって手足のしびれが出たり、過換気による自律神経障害から酸素不足を自覚出来ず低酸素から意識喪失になって溺れることもあります。
次に耳や鼻から入ってくる水が耳栓となって耳奥の気圧変化を起こし三半規管の機能が低下することも報告されています。
特に中高年の方は水泳は慎重に行って下さい。