女性対男性の比は9対1ち言われていて、また中高年に多いのも特徴です。キーワードは足の横アーチです。本来、足には親指から小指にかけて、ゆるい横方向のアーチがあり歩くときの衝撃を和らげる役目をしています。しかし加齢と共にアーチがへたってしまう。そこにハイヒールを履くと足指の付け根に過度な負担が加わり神経が腫れてしまいます。1番多いのは中指と薬指の間。次いで人さし指と中指の間です。
さて治療で一番有効なのはまずはヒールの高い靴を履かないこと。次に横アーチを回復させること。ここで有効なのが当院のリハビリでも行っていますが、インソール(靴の中敷き)です。それで9割以上の人は痛みやしびれが取れます。インソールで3カ月しても耐え難い痛みが消えない人(2~3%)は手術になります。
さて今、足指の付け根にタコがある人は横アーチがへたってきた証しです。インソールで予防して下さい。
いつも快適に歩きたいものです。
(追伸)
1月26日のブログに書きました「手上げ運動」。
ある職員から、みんなのためになる事柄なので愛媛新聞に投稿したらどうですか?と言われ投稿しました。
それが採用され本日2月9日の愛媛新聞第19面の読者欄「門」に載りました。少しでも社会のお役に立てれば幸いです。