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2015/4/16

吉野桜


(はじめに)
私はかなり昔より奈良は吉野の桜を見たいとの願望があった。
「吉野といえば桜」「桜といえば吉野」と知名度は抜群である。何故、吉野山に桜が多いのか?今から1300年前、聖武天皇が都を現在の奈良の地に遷都された時を前後して、役の行者が吉野山から大峰山に至る修験道の霊場を拓きました。吉野山はその入口にあたり、吉野山の桜は行者が桜木に蔵王権現を彫りこんだ事から御神木とされ、以来1300年以上にわたり人々が苗木、若木を持ち寄って植えたことから現代に伝わります。
歴史の好きな人なら誰もが知っている話を4つ。
①義経が頼朝から逃げ、山深い吉野の地に逃げのびました。しかし追手がやってきて吉野を離れ恋人、静御前との最後の別れの地です。
②山桜をこよなく愛した歌人、西行は吉野山と桜花にちなんだ多くの和歌を詠んでいます。
③豊臣秀吉は家康や伊達政宗など諸大名を伴って、500人の花見の大宴会を催し、世間をあっと言わせた。
④鎌倉幕府を倒して天皇親政の時代を築いた後醍醐天皇は、足利尊氏の裏切りで京を追われ吉野山へ逃げ南北朝時代となったゆかりの地です。その他、本居宣長、島崎藤村、谷崎潤一郎、吉川英治など文豪が吉野山に宿をとって作品の構想を練っています。
このように吉野は歴史と信仰の地であるのです。
私が今回見た桜と秀吉の見た桜は、そんなに変わっていないのではないかと思うのです。(年々歳々花相似たり。)

(本題)
今回、4月11日に家内、娘、ゆうちゃんとの4人旅。ゆうちゃんのためにあべのハルカスの大阪マリオット都ホテルに投宿。夜景のすばらしいホテルでした。
翌日は近鉄特急で吉野駅に行き、千本口からケーブルカーで吉野山駅へ。そこから徒歩で登り「一目千本」からの雄大かつ豪華な桜を堪能した。道の両側には色々なみやげ物屋が軒を連ねている。私は「柿の葉ずし」を買った。
ゆうちゃんが桜吹雪に舞っている姿は面白く本人も大満足であった。
皆さんも1度でいいから吉野の桜を見て下さい。最後に動画も楽しんで下さい。


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— posted by 越智邦明 at 08:24 am  

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