Created in 0.0269 sec.
 
越智クリニック
 
T:1060 Y:0632 Total:2884431 Online:01
カレンダー
<< 2015.4 >>
SMTWTFS
   12 34
56 789 1011
1213 141516 1718
1920 212223 2425
2627 282930   
 
2015/4/13

つんく♂


つんく♂(46才)の声帯摘出はショッキングなニュースで日本中を駆けめぐった。言葉が出ないので母校、近畿大学の入学式で大型モニターに文字を映して祝辞を述べるシーンは、多くの人が見たと思います。ブログで何回も声帯~喉頭癌の発生に喫煙が高率に関与することを述べてきましたが、これからは発声法に要注目です。
今、つんくは「食道発声法」の習得に取り組み、「もう一度、自分の声で言葉を発したい」と意欲的なのが救いです。政界では与謝野馨元大臣も、がんで声帯をなくしたが同じ方法で今では普通にしゃべれる。この方法はゲップを吐く要領で言葉を発する方法。最初は「コロンビア・トップ・ライト」のライトさんがこれで会話が出来るようになったことで話題になりました。
口と鼻から息を食道に吸い込み、吐き出すときに食道の入り口部の粘膜のヒダを連続的に震わせて声を発する方法です。3~6ヵ月で簡単なコミュニケーションが取れるようになるようです。
モチベーションが高くまだ体力のあるつんく♂。
1日も早く歌を歌って欲しいと願っています。(残念ですが裏声を出すのは無理のようです。)
がんばれ、つんく♂。

img458

img459


— posted by 越智邦明 at 05:52 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.