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2012/4/9

同窓会と花火


12月のとある日、1通のメールが届いた。それは母校、東医歯大の先輩T先生よりであった。事の内容は、私の属していた研究班(胃班=マーゲン班)の新年会の誘いであった。
新年会だから本来1月なのだが、自分がちょうど熱海に勤務しているので3月31日(土)に熱海の由緒ある宿で花火を見ながら歓談しないか、というものであった。私は毎年、お誘いを受けているものの大学を去ってから26年行ったことはなかった。しかし今回は、当院も25周年という区切りの年であること、班長の星先生も高齢になられているので是非お元気なうちにお会いしたいこと、そして春に花火が見れるのか?という色々な観点からすぐに参加のメールを送った。
T先生は熱海の、ある病院の院長をされている。
宿は横山大観ゆかりの宿である「大観荘」であった。
花火は気になって検索してみた。熱海海上花火大会は昭和27年から開催していて、もう60年続いている。「熱海湾は花火業者も絶賛する日本一の花火打上会場で3面を山に囲まれた『すり鉢』状の地形のため海で上げる花火の音が反響し大きなスタジアムのような音響効果がある。特にフィナーレ『大空中ナイアガラ』は体にまで音が伝わってくる」との説明が書いてあった。春、夏、秋、冬と打ち上げるそうである。
さて3月31日当日は、強風のため松山空港では「羽田に着陸できずに引き返すことがあります」と何度もアナウンスされ、出発も30分遅れた。本当に引き返す事態になったらすべてがパーとずい分やきもきしたが、熱海の会場には開催6時の20分遅れで着くことができた。
総勢11名のうち、2名以外は実に26年ぶりの再会であった。私以外はみんな東京周辺に居るので同期会と同じく遠方の私を本当に歓待してくれ、食べずに待っていてくれた。みんな先輩たちは院長クラスで成功している人ばかりである。おいしい食事に酒が進み、順に近況報告をしたが、私の番では10分割いて26年間の色々な事を聞いてもらった。そして25周年をみんなが本当に喜んでくれた。同窓生、特に同じ研究班は結束が固い。大学に居た頃の何枚かの写真を用意していったが回覧してみんな本当に懐かしがった。
そして8時20分になって花火の見える部屋に移動した。これは本当にすごかった。花火の音がやまびこのように何度も繰り返し、最後のナイアガラは思わず瞬を忘れる美しさがあった。生まれて春花火は初めてであり大いに感動した。25分間という短い間に打ち上げられた3000発の花火。いまでも耳の奥に鳴り響いている。
さて花火を画像に収めようとカメラ並びにビデオ更に三脚を持参した。しかし聞いていた通りカメラは非常に難しく、ビデオに収めて大正解であった。最後の画面は動画で供覧しましたので6分間程、熱海の花火に酔いしれて下さい。
ちなみに「花火」は英語で「fireworks」、「花火を上げる」は「display fireworks」で世界の人々を魅了してやまない花火。しかし何といっても日本の花火は世界一です。
花火が終わったあとそのまま酒を飲みながら12時近くまで昔話や現況に花が咲いた。そのあと同室のN先輩と風呂に入り、熱海の温泉を満喫した。道後とはまた違ったとても良い泉質でした。更に部屋でも話は続き1時40分になってさすがに寝ようとなった。本当にさまざまの話で盛り上がった。翌朝は朝6時に起床しN先輩と湯前神社まで散歩をし参拝した。朝食後、玄関で集合写真を撮り、私は一路、松山へ帰った。やっぱり同窓会はいいものです。

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温泉神社


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— posted by 越智邦明 at 08:53 am  

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