桃は中国北部を原産とするバラ科の植物です。天上界には、ひとつ食べると3000年長生きするという桃があって、この実を孫悟空が盗んで天上界を追われるのが「西遊記」のはじまりです。
中国では桃の実を仙果と呼んで、長寿をもたらすめでたい果実とされています。
東洋では内臓の疲れを取り顔色を良くする食効を持つとされ、西洋では食欲を促進しのどの渇きを止めてくれると言われています。
漢方では種の核をセキ止めや月経不順の治療に使います。葉は消炎力と殺菌力があるので、風呂に入れた桃湯はあせも、かぶれ、ただれに効力があります。花は煎じて緩下剤に、木の皮は煎じて腹痛や黄疸、更に外用として痔の治療に用いるそうです。
さて、最近のゆうちゃん。海に入るのは生まれてはじめて。波がやってきて泣くかと思いきや、全く平気で足をバタバタして喜んでいました。