Created in 0.0458 sec.
 
越智クリニック
 
T:1035 Y:1475 Total:2887490 Online:24
カレンダー
<< 2009.6 >>
SMTWTFS
 1 2 34 5 6
78 91011 1213
1415 1617 18 1920
2122 2324 2526 27
2829 30    
 
2009/6/15

虫歯


中高年の歯の病気は歯周病ばかり注目されるが、虫歯を忘れてはならない。
歯を1本失うごとに寿命が数年縮むと言われている。
私は歯科医ではないが、中年の方でこの間も48才の男の人が虫歯を放って置いたら突然、右の頬が腫れ上がって38度の熱が出たと来院。これは鼻の横奥にある上顎洞と呼ばれる骨の空洞に炎症が起きた上顎洞炎。蓄膿の一種で、歯科と当院の通院で10日間かかりました。
別の55才の男性は下顎右の親知らずの虫歯を長年放っておいたら、いきなり唇の周囲がまひして来院。口腔外科を紹介したら歯根膜炎から下歯槽神経まひを起こしたとの事。
年を取ると唾液が減り歯が磨耗しやすい。それでかみ合わせが悪くなって虫歯ができやすくなります。しかも歯肉もやせてきますので中高年の虫歯は歯の根本や治療した歯に再発することが多いのです。
40才過ぎたらフッ素入り歯磨きはもちろん、小さめの歯ブラシでしっかり磨きフロスや歯間ブラシも使ってこまめにケアーして下さい。歯は大事ですよ。

— posted by 越智邦明 at 04:38 pm  

この記事に対するコメントはありません

Copyright 2007 越智クリニック. All rights reserved.  ppBlog is Free & wonderful Software.