日本では競争するとき赤と白に分かれて対戦することが多いですが、これは日本独特の風習だそうです。思い出せば小学校の運動会、騎馬戦もそうでしたし、大みそかの紅白歌合戦もそうです。さて日本古来の色彩観によると赤と白はともに清き心、誠の心の印といわれています。赤は“血”、白は“乳”の意であり、どちらも人の“命”の根源であることから赤と白のコンビは日本人の心や誇りを懸けて戦う際に使われてきました。この組み合わせは色彩心理学的には自信にあふれ、心が躍動しジッとしていられず、まさに行動を起こさんとするときに現れます。源平の合戦で源氏は白、平家が赤ののぼりの旗を掲げたのも道理なのです。
世は不況、不況と言われますが落ち込んでばかりもいられません。目標に向かってやる気を起こす際には命の根源である赤と白を下着や小物に取り入れていざ出陣!