10月1日は「コーヒーの日」。10月はその年に収穫された豆で“新モノ”作りが始まるコーヒーの新年度だ。コーヒーには健康効果があることをくに~ず新聞にも書いてきた。今日は最新情報である。
最近の論文では心臓病、脳卒中などの動脈硬化のリスクを軽減する効果がコーヒーにある。コーヒーに含まれるカフェインには脈拍を上げ血管を拡げる効果のほか、血小板の機能を抑える効果があります。これにより血栓ができにくくなり動脈硬化が予防できるのです。また糖尿病予防効果もあります。コーヒーに含まれるクロロゲン酸やマグネシウムが血糖値を抑制します。クロロゲン酸にはがんを抑制する効果もあることが動物実験でわかっている。国立がんセンターの統計では、毎日コーヒーを飲む人のがんリスクが飲まない人の半分だったと発表されている。
次に酒を飲みすぎた翌朝のコーヒーは二日酔い対策にもなる。二日酔いの頭痛の主な原因は体内でアルコールを分解する際に作られるアセトアルデヒドです。コーヒーのカフェインで血流が促進されると、このアセトアルデヒドが体外に排出され頭痛が軽減されます。
さて理想的な飲み方は、特に糖尿病予防では砂糖やミルクを入れるとカロリーが高くなるのでブラックが理想。
以上の効果はインスタントコーヒーでも証明されています。是非食後に1杯、コーヒーをどうぞ。