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2008/7/4

夏型過敏性肺炎


梅雨の時期に毎年、激しい咳で来院される患者がいる。この中に夏型過敏性肺炎の人がいます。初期の症状は、発熱がしたり咳や痰が出たり体全体がダルかったりと夏カゼそっくりですが、放っておくと2週間経っても微熱が続くなど一向に改善しません。症状がひどくなると、息切れ、呼吸困難等が出ます。
原因は梅雨時に木造家屋の腐った木や風呂場、台所など水を使う高温多湿の場所に繁殖するトリコスポロンというカビである。そのカビの胞子を吸い込むことによって咳が起こるアレルギー症状なのです。
解決策はカビを取り除くこと更にカビの好きなジメッとした環境をつくらないことです。風通しをよくして下さい。治療はステロイド剤がよく効きます。

— posted by 越智邦明 at 05:04 pm  

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