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2010/8/23

熱中症


とにかく暑い。連日35℃を越えて、人間も動物も草木もぐったりです。
夏バテは俗称で次の3つの症状の総称です。
(その1)
発汗が多すぎて水分不足の脱水症状だけでなく、ナトリウムやカリウムなどの微量なミネラル分も排出されてしまい、体内の電解質のバランスが崩れて体調が異常になる。
(その2)
体温調節がうまくできなくなる。温度が高いだけでなく湿度も高くなり、汗の蒸発が妨げられて熱が体内にこもってしまい疲れやすくなる。また、冷房の部屋と暑い屋外との温度差が大きすぎて、体温調整の自律神経のリズムが乱れる。
(その3)
暑さによる胃腸機能の低下。そして食欲不振を招き、消化吸収の機能も落ちてしまうため栄養を取れなくなり倦怠感を催す。冷たい水分を多く取ることで胃液が薄くなり、消化不良になって食欲が落ちるという悪循環に陥る。

連日、当院にも熱中症の患者が多く訪れ、1人の老婆は入院しています。この方は貧しくて部屋に冷房がなく扇風機だけでした。なんといっても予防が第一で、次に栄養バランスのとれた食事、特に塩分を多く摂ること、又しっかりと睡眠も取るようにして下さい。
あと夏も少し。ガリガリ君を食べて乗り切って下さい。

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— posted by 越智邦明 at 01:12 pm  

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