義母が4月14日に亡くなった。90才であった。
平成17年1月31日より私の病院に入院していた。痴呆が進み、平成18年より胃廔を造設し寝たきりであった。長い入院生活の間、肺炎を起こしたり、褥創が出来たりと色々あった。その都度、彼女の生命力で乗り切ってきた。職員全員のケアーのおかげで今まで生きながらえて来たと思う。感謝したい。
最後は14日の朝5時半に呼吸が停止したとの報告で病院に駆けつけた。安らかな顔を見て、救命処置をせずに6時20分に死亡を確認した。
前日13日の夜に、発声が出来ないはずの義母が、娘である家内の名前を何回となく呼んだ。「マユミ、マユミ、マユミ」。家内もすぐに病室へ行った。この時点では死の徴候は全くなかったから、虫の知らせであったのだろうか。
大往生して亡き夫、後藤田先生の所へ直行すると思う。
よくがんばったね。おかあさん。