恒例により、私も新婦側のスピーチをさせていただいた。中で、坂村真民先生の「タンポポ魂」と「両手の世界」を引用した。万葉さんは砥部育ちであり、砥部を代表する代表的な詩人は何と言っても「念ずれば花ひらく」の真民さんだからである。
式は順調に進み、当院婦長のアイデアで万葉さんに父方、母方の祖母(アイ子さん、喜代子さん)がケーキを食べさせるという趣向にみんなから拍手が湧き起こった。お2人共、私が主治医をさせていただいている関係もあって、車イスのお2人を当院職員が手伝っての演出であった。喜代子さんは90才を越え、アイ子さんは80才を越えているがお元気で出席出来て何よりであった。
更に趣向は続き、当院職員達の音楽に合わせてのパフォーマンスに会場は時間を忘れて大いに盛り上がった。
最後は恒例の新婦の両親への謝辞にみんな胸が詰まった。
どうか万葉さん、末長くお幸せに。