彼は現役のサラリーマン作家でこの本で自らの経験をもとにサラリーマンの意思決定のノウハウを伝授している。
サラリーマンは1日平均70回も何らかの判断に迫られるという。右か左かYesかNoか。その都度、判断を強いられる。しかし「どうしたらいいでしょうか?」といつも判断を上に委ねたりモタモタしていたりしては評価が下がる一方だ。
今の40代より若い世代は“判断できない人”が増えています。彼らは学生時代にバブルを経験し、入社後しばらくは会社も時流に乗っていたため“決めなくてもいい時代”を生きてきた。当然、その下で働く30代も“即断”の重要性を教えられていない。両世代はすぐ上司の判断を仰ぎ、根底には「リスクを取らない」という判断が潜む。これが会社員としての成長を阻害しています。
サラリーマン人生の成功に“即判断”は不可欠と結んでありました。
新人の皆さん、「即断力」を養いましょう。