マックスがホチキスの生産を始めたのは1946年、前身の山田興業時代のことである。卓上型の3号ホチキスから品揃えを進め52年、国内初となるハンディタイプのホチキス「シック・10」を発売する。小型軽量の10号は急速に普及。54年に社名変更し商品名を「マックス・10」(73年からはHD-10)に改めると認知度は更に高まって、またたく間に「マックス」はホチキスの代名詞となった。注目すべきは技術。従来の半分の力でとじられる「軽とじ機構」(78年)と世界初となる「フラットクリンチ機構」(87年)の開発は大きな転機となった。
00年代後半にはコンパクトながらパワフルな使い心地の「サクリ」シリーズが出た。軽とじ機構に加え、予備針を100本収納できる設計も大好評。また針も11号針を開発して40枚以上の書類をラクに閉じられるようになった。
常にユーザーの声を検討し新しいものを生み出し続けるマックスはいかにも日本人らしい発想である。
益々、がんばって欲しい。
(追伸)
ゆうちゃんが遊びに来ました。
いつもの温泉に行ったときのツーショットです。
題して「見つめ合う2人。」