脳の器質的な障害が原因で起こるとされている。「空気が読めない」「常識はずれ」等と片付けられていた性格障害の人の中には実はこの病気があることが分かってきました。
アスペルガーの人は並外れた記憶力や集中力を持っていたり、決まったことを正確に遂行する能力にはたけている場合が多いので、その欠点に驚くと共に、ついつい単なる心の屈折と捉えてしまう。
他者の意見、感情、立場などを理解する共感スキルや優先順位をつけるときに必要な意思決定スキルが非常に低い。そのため日常生活を送る上で大きな困難や人との摩擦が生じやすい。
私の患者さんには基本的に1人で生きる人で、周りの人との協調性のない人が多く見受けられます。
困ることは「空気が読めない」ことが本人には気付いていないことです。